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フランス リール第3大学 リチャード・デイヴィス副学長が本学を表敬訪問されました

 7月17日(金)、フランスのリール第3大学国際担当副学長のリチャード・デイヴィス氏と日本学科・日本学研究科責任者のベルランゲ河野紀子准教授が本学を表敬訪問されました。
リール第3大学は、約1万8千人の学生が在籍する人文科学、文学、芸術分野の教育研究が中心の大学です。

 リール市は、フランス北東部にあるノール=パ・ド・カレー地域圏の都市で、市立図書館のレオン・ドロニー文庫には、江戸末期から明治初期にかけての和書約300冊が所蔵されているそうです。
リール第3大学外国語学部日本学科では、この文庫の蔵書を研究対象とする共同プロジェクトを立ち上げ、その一環として漢文教育を行っています。
現在、本学東アジア学術総合研究所の海外講座企画・推進室では、リール第3大学からの要請を受け、日本漢文の集中講座を実施しています。
 
 今回の訪問では、私、磯水絵副学長、塩田今日子国際交流センター長らが、お二人と懇談し、協定締結を視野に入れた今後の大学間交流について意見を交わしました。リール第3大学との関係が発展することで、アジア地域だけでなく、世界各国の大学と交流を深めるための更なる一歩となります。デイヴィス副学長は「今後は、集中講座を継続するとともに、もっと広い分野でも交流ができるよう検討したい」と話しておられました。

 水戸英則理事長との会談に続き、お二人を囲んだ昼食会を13階で開きました。表敬訪問は、限られた時間ではありましたが、両大学にとって有意義な時間となりました。

<リチャード・デイヴィス副学長を囲んで>
前列左から : 菅原学長、デイヴィス副学長、ベルランゲ河野准教授、水戸理事長、磯副学長
後列左から : 山邊進東アジア学術総合研究所特命教授、塩田国際交流センター長

菅原淳子学長と懇談

水戸英則理事長と懇談

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