大学紹介

学長室から

学長メッセージ

二松学舎大学 学長 江藤 茂博

2022年度新学期を迎えて

 創立145周年を迎える二松学舎大学では、来たる150周年に向けて、学生と教職員と学生の保護者の方々並びに卒業生の皆様との協力体制の下で、教育研究体制をより充実させてまいる所存です。漢学塾以来の、東アジア漢字文化圏の古典による知を本学の学問研究の背景として、今日まで最新の人文科学及び社会科学領域での高等教育機関として活動できているのも、本学の教育研究に賛同する多くの同志がここに集い、そして支えてきたからに他なりません。

 桜が咲き誇る堀端をすこし上がったこの九段の地で、漢学塾二松学舎は創設以来、幾たびかの困難に直面してきました。しかし在学生や教職員そして卒業生たちがいつも力を合わせてその困難を乗り越え、そして私どもの学問所は今日まで守り続けられてきました。そうした伝統を持つ二松学舎では、もちろんこの新型コロナ感染拡大の危機の中でも、皆が一体となってこの教場を守ってきております。新入学生を迎えるにあたり、校舎の周辺では新緑の季節が始まり、校舎の中では学びの真剣さと歓談の和やかさが交錯する場が生まれることでしょう。街や公園に溶け込んだ九段キャンパスで、学問による知的な刺激を大いに受けてください。

 新型コロナウィルス感染拡大だけでなく世界各地での緊張そして紛争など、解決すべき課題は尽きません。しかし、二松学舎大学としては、漢学塾由来の教育文化と、それを基盤とした現代の学問からの対応を、この社会的危機からの知見も含めて、次の世代に伝えなければなりません。新たに新入学生を迎えるにあたり、私共は万全の体制で教育研究機関としての機能を守り、こうした社会的役割を果たしていく所存です。ご協力よろしくお願いいたします。

二松学舎大学学長 江藤 茂博