学部・大学院

2022年度開講 ゼミナール紹介(国文学科)

国文学科

上代文学①ゼミナール

古代の政治・社会や思想・風習などを知る上で欠くことのできない『古事記』をじっくり読み進める。言葉一つひとつの意味を深く探り、それぞれの説話の持つ意味を明らかにしていくことを目指す。沖森 卓也

上代文学②ゼミナール

『万葉集』を教材に、書かれ・歌われ・読まれ・踊られた「歌」とは何かを考える。その上代和歌研究を、例えば現代の歌謡曲・J-POPを分析することに活かして、双方向から歌を考えてみる。塩沢 一平

中古文学①ゼミナール

『枕草子』をテキストに、平安朝文学を読み解くために必要なコンテクスト(史実・習俗・文化)などの知識を身につける。作品本文に向き合い探求することを通して、課題の発見と解決する力を培う。原 由来恵

中世文学②ゼミナール

秀歌撰『百人一首』の和歌を丹念に読解するだけでなく、カルタ・アニメ・映画などさまざまな楽しまれ方についても理解を深める。夏休みの合宿では、京都市内にある作品の舞台を見学する。五月女 肇志

近世文学①ゼミナール

近世文学に対する研究基礎能力の養成や研究上の常識の獲得、近世の文学環境・思潮などの理解の深化を目指す。また、江戸史跡探訪や歌舞伎・文楽鑑賞を課外活動として実施する。白井 雅彦

近世文学②ゼミナール

江戸時代の作品を詳細に読解し、江戸のことばに慣れ親しむ。また、作品を通じて江戸時代人の思考や倫理を理解し、江戸時代文学の面白さを発見して、各自の卒業研究のテーマを見出す。長島 弘明

近代文学①ゼミナール

二葉亭四迷から夏目漱石、大江健三郎、村上春樹まで、日本近・現代文学を代表する28テクストを全員で毎週1本ずつ読み進める。発表は個人で行ない、それに対して質疑応答を加える形式。五井 信

近代文学②ゼミナール

横溝正史を始めとする探偵小説を、また大西巨人の大作『神聖喜劇』をテキストに、時代との関わりを見ながら、多角的に分析する。小説の面白さ、小説の持つ力とは何かを客観的にとらえることが目標。山口 直孝

近代文学③ゼミナール

「マイノリティ」と「文学」の関係性について考える。「マイノリティが描かれた文学」や「マイノリティによって描かれた文学」をもとに、学生同士が調査・ディスカッションを重ね、日本社会と文学の問題について考察を深めていく。荒井 裕樹

近代文学④ゼミナール

ほぼ100年前に流行した『白樺』派の文学作品を、歴史性と現代性の両面から精緻に分析・調査する。同時に現代の音楽・マンガ・映画等を通して、文化状況の最前線にも触れる。瀧田 浩

近代文学⑤ゼミナール

日本近現代文学・映画・演劇作品を分析するための方法や理論を学ぶ。テクスト分析の基礎的な力を養い、作品をとりまく諸条件など幅広い問題に接続して考える力を身に付ける。中谷 いずみ

日本語学①ゼミナール

ことばは、いつ、どのように、そして、なぜ、変化する/してきた/していく? その謎を解明するために必要な調査方法や理論など、専門的な知識とスキルを身に付ける。島田 泰子

日本語学②ゼミナール

日本語の文法、敬語、方言、文字・表記、音声・音韻などに見られるさまざまな問題について、詳しく考察する。その過程で、「ことば」に関するデータを整理・分析する姿勢を身に付ける。森野 崇

古典芸能①ゼミナール

能の実技(謡と舞)を学び、600年の伝統の中で培われた日本の叡智を体得する。ほぼ全員が初心者だと思うので、基礎の第一歩から少しずつ学ぶ。卒業課題は論文ではなく発表会。中所 宜夫

古典芸能②ゼミナール

狂言を構成する、謡(うたい)・舞・狂言を実際に演じて学び、日本の文化と精神について考える。年度末には講堂で発表会を行い、舞台に立つこと、人に劇を見せることを通して自己表現と話術を養う。大藏 教義

芸能文化ゼミナール

近世の芸能文化に関わる文献を講読する。近年は江戸の都市風俗記録を読み、芸能・寺社行事・事件災害などの記事から近世文化への理解を深めている。ほかに伝統芸能鑑賞の授業も実施している。中川 桂
※2024年度から歴史文化学科で開講予定

日本文化①ゼミナール

平安貴族社会で恐れられていたモノノケや怨霊に着目し、貴族はこれらをどのように恐れ、いかに対処しようとしたのかを明らかにし、それを通じて平安時代の社会、ひいては現代の社会について考察していく。小山 聡子
※2024年度から歴史文化学科で開講予定

日本文化②ゼミナール

アート、デザイン、映像、サブカルチャーをつうじて日本文化を学びあう。名著の文献講読、口頭発表、そして各自の研究とゼミでの議論を積み重ね、人生を創造的・理知的に営むための見方を養う。足立 元

日本史②ゼミナール

戦争と平和の観点から日本近現代史を学ぶ。九段キャンパスの立地を活かしながら日記や自伝などの一人称で書かれた自己語り史料を収集し、それらを用いて人間の感情に迫り、「己ヲ修メ」る。林 英一
※2024年度から歴史文化学科で開講予定

日本語コミュニケーション①ゼミナール

類義語の問題を明らかにすべく、辞典や研究書を批判的に読み進める。林 謙太郎

日本語コミュニケーション②ゼミナール

日本語の実証的な分析をテーマに、現代日本語に関する論述及び先行研究の読み合わせや、言語の使用実態に関する調査などを行う。そして、プレゼンテーションやディスカッションを通して論理的思考力や批判力、表現力など、アカデミック・スキルズに関する基本的な訓練も行う。迫田 幸栄

日・欧米比較文学・文化ゼミナール

夏目漱石の作品を複合的な視野で読み解く。シェイクスピアの戯曲を併せて読み、西欧文学との関連や対比を考え、時代やジャンルを越えた翻案や二次創作について理解する。増田 裕美子

日・韓比較言語・文化ゼミナール

韓国ドラマの映像を観て台詞を聞き取りシナリオを読むことで、韓国語の表現の正しいニュアンスを理解し、自然な会話を学ぶ。また、韓国文化や韓国人の考え方にも踏み込む。塩田 今日子

日・中比較言語・文化ゼミナール

現代中国語の読解力および表現力を養う。最終的には、中国語の原書を読むことによって、中国語教育・日本語教育・日中対照言語学の研究ができることを目標とする。永井 鉄郎

表現メディア①ゼミナール

まずは理論書を数冊読むことで分析の理論や方法論の基本を身に付けて、それらを活用しながら、興味のある対象への分析力を磨く。また、創作も含むさまざまな領域にも、挑戦できる表現力を身に付けてもらう。江藤 茂博

表現メディア②ゼミナール

「理論」と「実践」とを往還する過程を通じて、現代文化を読み解くためのリテラシーの獲得を目指す。最近では理論的な研究のみならず、より実践的な活動にも力を注いでいる。松本 健太郎
※2022年度に3、4年次生に開講されるゼミナールです。
 2022年度入学者からは新カリキュラムとなりますので学科・内容等、一部変更となります。