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理事長トピックス

平成27年度 評議員会・理事会 理事長挨拶

 本日付をもって、新評議員、新理事、新監事が決まり、新評議員会、新理事会のもと、平成31年8月末までの4年間の任期で、引き続き、学校法人二松学舎のかじ取りを任されることになりました。
 ご存じの通り、私学経営を巡る構造調整圧力は、少子化の進展、最近の私学の都心集中、実践的な職業人を養成する大学構想、地方創生事業に伴う地方大学の優遇化措置など、諸方面からの強まりをみせております。こうした中、二松学舎は、135周年で作成・公表した長期ビジョン「N’2020Plan」に挙げた課題を着実に実行、改善していく必要があり、新理事会をはじめ教職員一同が、気合いを揃えて、これを履行していかなくてはならないと考えております。
 2年後、140周年を迎える本学は、「これまでの140年、これからの140年」を周年のテーマとし、これに向けて新事業を立ち上げていきます。「本学の建学の精神である「東洋の精神による人格の陶冶」に基づき、人々の長い歴史的な経験や英知が詰まった「古典」に重きを置いた、本学の教育は、その原点である「国語力」の習得を軸として、人間の考え方の根幹、本質を教え、「豊かな人間力」を付ける教育であり、知識基盤社会が進展し、複雑化、混迷化する社会を生き抜き、より良い社会の構築に貢献する人材が求められる現代において、その役割は非常に大きいと考えております。今後もこの建学の精神に基づく本学の教育と研究の方針が、社会から評価され、必要とされるよう、この方針の下、引き続き皆さまのご協力とご支援を頂きたいと思っております。宜しくお願い致します。