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理事長トピックス

株式会社クロス・マーケテンググループとの産学連携協定調印式 理事長挨拶

本日、クロス・マーケティンググループ 五十嵐社長および傘下のメディリード社、亀井社長、竹鼻取締役には、本調印式にご列席を賜りましたことを先ず持って、御礼申し上げます。世界主要国に多くの拠点を持ち、マーケティングリサーチ、ITソリューション等でグローバルに大きな実績を挙げておられる株式会社クロス・マーケティンググループ及び傘下のメディリード社と二松学舎大学との間で、マーケティング手法やデータサイエンス関連の人材育成を行っていくことで連携することとなり、今、産学連携の調印式を終えたところであり、誠に喜ばしい限りです。

さて、二松學舍大学は明治10年(1887年)、この地に創設された漢学塾二松學舍にそのルーツを置き、今年で創立141年目となる歴史と伝統ある大学です。昨年140周年を契機に、今後AI、IoT、ビッグデータなど第4次産業革命が進展していく中で、我が国ではSociety5.0といわれていますが、かかるサイバー社会の到来を見越して、こうした時代を乗り越えていける人材育成のための、長期ビジョン「N’2030年プラン」を策定・公表しました。本ビジョンの中で、育成する人材に必要とする能力の一つに、「情報を収集・管理・分析し、新たな価値を見出す能力」を掲げております。これはOECD教育部会2030年に必要となる能力の中から引用したものです。この点で、今回の産学連携はまさに、本学の長期ビジョンの、サイバー時代の人材育成の要、例えばデータアナリストやデータサイエンティスト等の養成が可能となる展望が開かれたものとして、誠に時宜を得た提携であり、長期ビジョンの内容の具体化を図ることができ、かつ本年スタートした国際経営学科等における人材養成の一助ともなる画期的なものであると、大いに期待し、歓迎するものです。提携の詳細は小久保准教授から説明があった通りですが、今後、是非とも、本提携の実を挙げ、双方の体制がさらに充実・強化・緊密化されることを期待して、挨拶といたします。

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◇ 日刊工業新聞に、産学連携協定の記事が掲載されました。
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