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理事長トピックス

名誉教授・客員教授の会挨拶(平成26年6月25日)



 まずは、大地武雄、吉崎一衛、酒井淳吉各名誉教授の御誕生誠におめでとうございます。これで名誉教授規定が出来た昭和48年以降、名誉教授は56名、客員教授は昭和58年以降31名となりました。
 さて、本日は名誉教授、客員教授の会、昨年に引き続く開催となりました。今回もお元気なお顔を拝見し何よりであると思っております。
 「N2020PLAN」の実行計画である「アクションプラン25年度の課題は、約7割が消化されつつあり、改革は概ね順調に進んでいると言えます。
 すなわち、戦略的広報計画の推進、大学4号館の建設や1・2・3各号館の改造・改修等のキャンパス整備計画、大学教育の質的転換策、例えばシラバスの充実やカリキュラムのナンバリング化、学生ポートフォリオの導入、英語等語学プログラムの導入、就職改善のためのキャリア教育のカリキュラムへの埋め込み等についても着実に進められ、平成25年度文部科学省の「私立大学等改革総合支援事業」に採択され、「大学改革を支える事務職員の養成」と言った採択型補助金も含め累計で90百万円近く獲得しています。次に、語学教育の更なる推進や国際交流を含む国際化については、その方向性を学内で議論しています。また新学部や新学科の設置問題は学長を中心に関係者で議論しており、大枠の方向付けが見えてきており、平成29年の創立140周年の時点で新学部や新学科のスタートを目標に検討しています。
 長期ビジョンの取纏めから始まった本学の一連の学校改革に向けての動きは、事務組織においては末端まで浸透・理解され、教員組織においても、その浸透速度を増しています。今後も、役員・教職員が一丸となって「アクションプラン」に掲げる課題を、毎年一つずつ着実に達成していくことが、「N2020PLAN」に掲げた二松学舎大学の将来像実現の鍵となるものと確信しております。
 さて、叙勲関連では、当該申請については、平成21年までは、主に学長経験者について、申請を行ってきたわけですが、21年秋からは、内閣府(賞勲局)に問い合わせを行い、他私立大学の事例を参考に、学長経験者以外の方も、専任教員歴30年、教授歴15年等の基本的条件を満たせば、全員申請をするとの方針を立て、これを行ってきた結果、21年秋は4人、24年秋は2人と受章をうけることが出来、戦後の歴代叙勲受章者数は累計18名となっております。この方針は続けて行く予定ですので、お知らせしておきます。
 今後とも色々な場面で、皆様方にお世話になることが多々あろうかと思います。ますますお元気で引き続き後進の御指導をお願いしまして、御挨拶の言葉といたします。ありがとうございました。

以上