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理事長トピックス

韓国大学法人協議会・日本私立大学訪問団(団長 同協議会会長・李大淳氏)の本学視察 
水戸理事長 歓迎の挨拶

本日は、社団法人韓国大学法人協議会李大淳会長をはじめ、貴国の主要大学の学長・理事長の皆さまに、本学をご訪問いただき、歓迎の意を述べさせていただきます。
 貴国と日本は、私立大学が、国公立と比べ数が多く、大学構造が大変よく似ていると理解しております。また財務運営やガバナンス等も類似の課題を抱えているのではないかと、推察されるところです。
 我が国には、現在私立大学は600以上ありますが、進展している少子化を背景として、定員未充足などから財務的に悪化する先が、今後増加すると予測されております。また政府の補助金も、財政難を背景として減額が続いており、財政的に厳しい局面に立たされております。
 この打開策として、大学間の連携・統合という方策も議論されており、国立大学では、一部具体化する動きもあります。
 また、ガバナンス面においても、今回15年ぶりに私立学校法が改正される見通であり、企業ガバナンスに近いルールが適用される方向です。
 このため、私立大学協会としても、自主的にガバナンス上のルールをコード化し、ガバナンス・コードという形で加盟校への意識付けを行っており、自主的なガバナンス改革を進めているところです。
 本日はこうした題材も織り込みながら、財務運営とガバナンスのあり方等について、説明させていただきます。質疑応答も交えながら、貴協議会の訪問の趣旨が、十二分に満たされるよう祈念いたしております。

水戸理事長挨拶
李会長(左)と