学部・大学院

2023年度開講 ゼミナール紹介(中国文学科)

中国文学科

中国文学①ゼミナール

中国文学における詩の歴史を具体的に跡付けるために、歴代の詩人とその代表作を取り上げ、詩人の点描によって中国詩史の構築の一つの試みとする。牧角 悦子

中国文学②ゼミナール

マンガやゲームでおなじみの三国志について深く学問する人のためのゼミナール。『三国志演義』を原文で読んでその面白さを味わい、日中の最新の三国志研究について理解を深める。伊藤 晋太郎

中国哲学①ゼミナール

唐代以前の思想文献を精読しながら、中国哲学の諸問題についての探究をおこなうことで、中国古典学の基礎的な資料操作能力、および哲学研究に必要な問題意識や論理的思考の成長を目指す。和久 希

中国哲学②ゼミナール

宋代士大夫の残したさまざまなテクストを読解し、「程朱学」だけでなくそこに属さない思想をも掘り起こし、その独自性と歴史的意味を探る。田中 正樹

日中文化交流史学ゼミナール

古代から1949年中華人民共和国が成立するまでの日中文化交流史をアラカルト的に勉強することによって、日本と中国との深く、長い関係を再確認し、複眼的な物の見方を身に付けてもらいたい。王 宝平
※歴史文化学科のゼミナールは2024年度から開講予定

日本漢学ゼミナール

16~19世紀につくられた日本の漢文文献を読み進め、漢文の読解力を身に付ける。また文献が生まれた時代の政治・社会・思想などの歴史的背景から当該期の思想文化について考える。

町 泉寿郎

中国語学①ゼミナール

古代中国の史書(『春秋左氏伝』『国語』『史記』など)を演習形式で精読する。登場人物の生き生きとした会話やストーリーを楽しみながら古代中国語の語彙・語法を学ぶ。小方 伴子

中国語学②ゼミナール

①「中国語とはどのような言語か」を、日本語や英語などとの比較を通して考える。
②中国語に関する論著を読みつつ、中国語文法について学んだうえで、論著の内容に対し自らで疑問を提起できるようにする。戸内 俊介

中国語学③ゼミナール

ディズニー映画「ムーラン」でも有名な女戦士、木蘭が描かれる作品を通して、中国語の読解力を養うとともに、中国近世の社会と文化への理解を深める。 仙石 知子

書道・書学①ゼミナール

書を理論と実作の両面から考究する。理論では書に関する文献の読解を行い、実作では臨書を通して深く古典を理解する。理論と実作の両面を通して、「書とは何か」を広く深く考えることを目指す。 関 俊史

書道・書学②ゼミナール

3年次では既説の書道史を確認する意味でも『碑帖鑑定』を選読し、さらにそれらの書跡を臨書することで、理論のみに偏らない研究態度を養う。髙澤 浩一

書道・書学③ゼミナール

かな古筆の種々相を分析、臨書しながら「かな美」を抽出、結集させ展開を図り、また、日本の代表的漢字古典を取り上げ日本の書の特質を考える。福島 一浩

日・欧米比較文学・文化ゼミナール

夏目漱石の作品を複合的な視野で読み解く。シェイクスピアの戯曲を併せて読み、西欧文学との関連や対比を考え、時代やジャンルを越えた翻案や二次創作について理解する。増田 裕美子

日・韓比較言語・文化ゼミナール

韓国ドラマの映像を観て台詞を聞き取りシナリオを読むことで、韓国語の表現の正しいニュアンスを理解し、自然な会話を学ぶ。また、韓国文化や韓国人の考え方にも踏み込む。塩田 今日子

日・中比較言語・文化ゼミナール

現代中国語の読解力および表現力を養う。最終的には、中国語の原書を読むことによって、中国語教育・日本語教育・日中対照言語学の研究ができることを目標とする。永井 鉄郎

日・中比較文学・文化ゼミナール

儒教文化・食文化・医療文化の三つのテーマから、中国文化を中心に、16世紀から現在に至るまで西洋における東洋文化のグローバル化の問題を考える。ヴィグル・マティアス
※2023年度に開講されるゼミナールです。
※2022年度入学者からは新カリキュラムとなりますので学科・内容等、一部変更となります。
※歴史文化学科のゼミナールは2024年度から開講となります。