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理事長トピックス

(株)みずほ銀行・みずほ証券(株)との包括連携協定締結式・水戸英則理事長挨拶

 皆様、本日は、みずほ銀行様、みずほ証券様と本学との金融教育における包括連携協定締結式にご臨席いただき、誠にありがとうございます。
 政府の経済政策「新しい資本主義」においては、資産運用立国の実現に向け、「貯蓄から投資へ」の提言が掲げられており、また高校生や大学生に対して、金融リテラシーの向上を図るための金融教育の重要性も示唆しております。そういう意味でも、今回の連携協定の締結は、誠に時宜を得たものと言えます。
 今回の連携により、本学は、みずほ銀行様、みずほ証券様の豊富な金融知識やノウハウを活用し、大学、高校、中学校の学生・生徒に対する金融教育をより一層充実させることが可能となり、金融に関する講義やワークショップを展開し、学生・生徒の金融リテラシーの向上に資するものと期待されます。
 また本連携は、みずほ銀行様と本学の双方にとって、歴史的にも意義深いものがあります。すなわち、みずほ銀行様のルーツである第一国立銀行を設立された渋沢栄一氏は、論語と算盤に代表される「道徳経済合一説」のお考えであり、この考え方は、本学の創立者である三島中洲先生の「義利合一論」と同根であったため共に親しい友人関係であり、その後渋沢先生を本学の第三代舎長にお迎えした経緯もありますので、ご紹介しておきます。
 本連携を通じて、今後とも本学が金融教育を通じて社会貢献できることを心より願い、私のご挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。               以上

本学 水戸英則理事長

左より(株)みずほ銀行常務執行役員 大野龍樹様、本学 水戸英則理事長、みずほ証券(株)リテール・事業法人部門シニアエグゼクティブ 望月大輔様

締結式での記念撮影