SDへの取り組み

学校法人二松学舎SD計画について

 本学では、長期ビジョンN’2030Planのアクションプランに、大学改革をリードする事務職員の能力向上が課題として盛り込まれており、確かな知識、能力に裏打ちされた、優れた事務職員を中長期的なSD計画に基づき養成して、「教職協働」の意識及びシステムを学内に定着化させることを目標としています。
 これに基づき、2015年2月にSD委員会を設置し、今後のSD計画等について検討を重ねてきました。2016年3月には事務職員のSDについて規定する「学校法人二松学舎事務職員研修規程」を制定し、同年7月にはこの規程を体系化した、事務職員対象の「学校法人二松学舎SD計画」を公表しました。
 一方、文部科学省では、中央教育審議会答申を踏まえ、社会のあらゆる分野で急速な変化が進行する中、大学等がその使命を十全に果たすためには、その運営についても一層の高度化を図ることが必要であるとし、全ての大学等に、その教職員が大学等の運営に必要な知識・技能を身に付け、能力・資質を向上させるための研修(SD)の機会を設けることなどを求めることを決定し、2016年3月31日付「大学設置基準等の一部を改正する省令の公布について(通知)」が各大学に通達されました。(施行期日は2017年4月1日)
 これらの経緯を鑑み、本学では2019年4月、新たに学校法人二松学舎で勤務する全教職員を対象とした「学校法人二松学舎スタッフ・ディベロップメントに関する規程」を制定しました。今般、その規程に基づいた研修実施計画「学校法人二松学舎SD計画」を策定いたしましたので、学内外に公表するとともに、具体的な取り組みについても計画的に進めてまいります。

2021年6月
SD委員会