松苓会

ホームカミングデー開催にあたって

  

学長メッセージ

二松学舎大学学長 江藤 茂博
二松学舎大学 学長
江藤 茂博

二松学舎大学をご卒業された皆様、お元気でご活躍のことと存じます。今年度のホームカミングデーは、昨年同様にWEB上の特設ページより開催する運びとなりました。新型コロナウィルス感染拡大の危機が払拭されない状況下では、致し方ないものと判断した次第です。お元気なお姿の皆様と残念ながら直接お会いすることができませんが、ぜひ、WEB上からの、OBOGの皆様のご交流と二松学舎大学の現在の動きを身近なものにしていただきたいと思います。また、OBOGの皆様にはすでにお伝え申し上げておりますが、来年四月より、大学院国際日本学研究科(修士課程)と文学部歴史文化学科が出発します。海外との交流がなかば閉ざされた状況ですが、国境を超えた学びと研究への本学の意欲を示す、新しい研究科が登場します。また、創立100周年の時にすでに検討されていた歴史系の学科をこの度、文学部に新設することになりました。二松学舎大学もまた卒業生の皆様と同じく、今後の大きな発展に向けて歩み続けております。そのようなそれぞれの歩みの中、皆様がしばし旧交を温めていただける機会をここに提供できれば幸いです。

会長メッセージ

二松學舍松苓会 会長 廣田 克己
二松學舍松苓会 会長
廣田 克己

今年も昨年に続いてホームカミングデーはウェブ開催となりました。

コロナは世界を変えました。この状況は完全な終息というより、予防と治療という形で私たちの生活に根付いていくものと思われますが、こうした感染症や温暖化、異常気象などの環境の変化が進み、IT技術の発展も加わり、想像することが困難な社会へと変化していくのであろうと思います。そんな社会で生きていくために、心の拠り所はますます重要になると思います。

ホームカミングデーはそういう生きづらい社会でのオアシスとなるものです。共に学び、遊び、語り合った恩師や友人との絆は、拠り所となり、癒しの場となることを信じます。

コロナで疎遠になりがちだからこそ母校と、共に過ごした人たちとのつながりは、ぜひ続けてください。