2018年3月 関東第一高等学校 卒業
2018年4月 二松学舎大学文学部都市文化デザイン学科 入学
2022年3月 二松学舎大学卒業後、インターンとして関わっていた舞台・映像制作会社に入社。企業CMの助監督やイベントディレクター、舞台APなどを担当した。
雑談が仕事をつくる
入社直後、私は2・5次元舞台メイキング映像の進行管理ディレクターの業務を担当していました。正直なところ、当初は女性向け2・5次元というコンテンツ自体にそれほど興味はなく、目の前の仕事を回すことに必死でした。そんなある日、転機が訪れます。マーダーミステリー『エイダ』という作品の朗読劇化脚本を、原作の方と一緒にやってみないかと話がおりてきたのです。好きなコンテンツに携われる。しかも尊敬する原作者さんと一緒に。ひとり家に帰った後、文字通り小躍りしていました。その後は、進行管理を離れ、脚本家と一緒にシナリオを考えるような、クリエイティブ要素の強い舞台プロデューサー業務にシフトチェンジしていきました。
このプロジェクトにつながったのは、「雑談から生まれるコミュニケーション」だったと感じています。私は上司や取引先との会食で、事あるごとに好きなゲームや作品論について熱く語っていました。それを上層部の方々が拾い上げてくださり、「それならミステリーゲームの企画をやってみないか」という流れで、プロジェクトが始まったのです。
私たち以降の世代では特に、打ち上げや飲み会などを無駄だとする風潮があると感じています。私自身もひとりで過ごす方が好きなため、早く帰りたいという気持ちはよくわかります。しかし、無駄にも思える小さなコミュニケーションの積み重ねが仕事につながる、という例を社会に出てより実感するようになりました。普段避けがちなことも、「たまにはいいかな」の精神でやってみると、思いがけない出会いや仕事につながるかもしれません。

朗読劇『エイダ』配信画角調整

出演者と一緒に舞台ロビーの設営作業(左が奈良さん)







