學vol.68

頑張っています、卒業生。(川村 陵さん/3人制プロバスケットボール選手・スクールコーチ)

頑張っています、卒業生。(川村 陵さん/3人制プロバスケットボール選手・スクールコーチ)

2018年3月 柏市立柏高等学校卒業/2018年4月 二松学舎大学入学/2022年3月 二松学舎大学卒業/2022年4月 (株)JPF agri入社/2024年より現職

大学卒業後、JPF agriに入社。約2年半プロアスリート×農業というデュアルキャリアに取り組み、2024年11月に退社。自分自身のプロキャリアを続けながら、小中学生向けバスケットボールスクールを立ち上げ、現在は3人制プロバスケットボールチームINZAN RHINOS.EXE(印西ライノス)の選手、そしてS-up BASKETBALL SCHOOLの代表兼コーチを務めている。(プレー中の写真は、昨年所属していたチームでのもの)

今もこれからも大事にしたいこと

 私は現在、3人制プロバスケットボール選手をしながら、地元千葉県で小中学生向けバスケットボールスクールを立ち上げ、コーチ・運営をしています。

 小学校1年生から現在まで約20年近く続けているバスケットボールですが、3人制のプロキャリアは大学在学時から今年で4年目となります。もともとは飽きっぽい性格の自分が、なぜ今でもバスケットボールが好きで楽しいと思えるのか、現役のプロ選手やコーチとして続けられているのだろうか、と考えることがあります。振り返ると、中学時代の恩師の存在が大きく、その方はバスケットボールの楽しさを教えてくれたのはもちろんのこと、自分たちと常に真剣に向き合い指導してくれました。

 また、スクールの運営については、大学時代に国際経営学科で学んだ市場戦略や事業開発、起業スキルなどの知識に加えてゼミ(小具龍史ゼミ)で行ったサービス提案の経験などが役に立っています。こうして考えると、ここまでたどり着くまでのさまざまな出会いが結びつき、今の自分を形作っていることを実感します。

 自身の活動を通して最も大事だと考えていることは「一人ひとりと向き合い続けること」です。スクール以外にも中学校の部活動などで多くの生徒さんと関わらせていただく機会がありますが、全員個性があり、それぞれ違います。でも、一人ひとりに真摯に向き合い続けることで、相手も心を開いてくれ、互いに信頼関係が生まれるということに最近改めて気づかされています。今後も感謝の心を忘れず、出会った人たちと向き合い続けていきたいと思います!!

頑張っています、卒業生。(川村 陵さん/3人制プロバスケットボール選手・スクールコーチ)

學vol.68

広報誌 『學』アジアと世界の架け橋へ。