學vol.63

二松学舎のSDGs vol.2「ボランティア同好会」

二松学舎のSDGs vol.2「ボランティア同好会」

所属する生徒は1年生から3年生まで合計22名。千代田区内の清掃から始まり、社会的に支援が必要な方々への奉仕活動、環境や資源を守る取り組みなど、活動は多岐にわたります。どのような意識を持って活動に参加しているか、生徒たちに話を聞きました。

「誰一人取り残さない」ために
生徒の広い視野を育てる

 二松学舎大学附属高等学校の「ボランティア同好会」では、老人ホーム訪問や民間の有志が運営する子ども食堂への参加、千代田区内の清掃やペットボトルのリサイクルなど、様々なボランティア活動を行っています。コロナ禍の現在、老人ホームへの訪問はできないため、クリスマスリースなどの季節の装飾物を作って届けています。また最近では、部活動の時間に外部から講師を招き、ウクライナ問題に絡めて戦争を考える講演会も開催。どうして戦争が起きてしまうのか、繰り返さないためにできることは何かを皆で考えました。
 「誰一人取り残さない」を目標に掲げるSDGs。身近で困っている人に関心を寄せる。世界の状況に目を向ける。ボランティア同好会の生徒たちの取り組みは、いずれもSDGs目標達成に欠かせない、とても大切なことといえます。

「難民」をテーマにした学園祭の展示物と学校の近隣にある「子育てひろば」のお祭りのために装飾品を作成する生徒たち

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●生徒に聞きました

岡田 さくら さん(2年生)
いつも「誰かの生きる希望になりたい」と思いながらボランティア活動をしています。講演で戦争の話を聞き、これまでは現実を直視することが怖いと感じることもありましたが、それは違うんだなということに気がつきました。今は政治的なことも考えるようになり、視野が広がったと思います。

椎名 祐貴 さん(2年生)
いつも「誰かの生きる希望になりたい」と思いながらボランティア活動をしています。講演で戦争の話を聞き、これまでは現実を直視することが怖いと感じることもありましたが、それは違うんだなということに気がつきました。今は政治的なことも考えるようになり、視野が広がったと思います。

學vol.63

広報誌 『學』アジアと世界の架け橋へ。