學vol.53

二松の働く人:小西明徳

二松の働く人:小西明徳

学生の声に耳を傾ける

 私の「二松学舎歴」は今年で35年目になります。15歳で附属高等学校の門をくぐった紅顔の美少年も、気がつけばすっかり髪もなくなり、時の流れの速さと残酷さに戸惑うばかりです(笑)。
 さて、私は現在、大学の教学事務部で教務や学生支援に関する業務に携わっておりますが、大学職員としてのキャリア全体の3分の2以上が、この教務・学生支援に関する部署になります。この部署は直接学生の皆さんに接する部署で、必然的に様々なお話を伺うことになります。その際に私が肝に銘じているのは、「聞くことに徹する」ということです。同じ事象であっても立場が違えば、見方も変わってきます。話を十分に聞くことによって、そうした「違い」が明確になり、問題解決の糸口になることが多々あります。非合理、と指摘されることもありますが、このスタイルを崩すことは出来ません。多くの学生の声に耳を傾けること、それが私の務めですから。

二松の働く人:小西明徳

「ワンタッチ式印鑑ホルダー」毎日かなりの書類に押印します。スタンプ印ではなく、朱肉で簡単に押印できるアイテムとして重宝しています。現物で四代目です。

學vol.53

広報誌 『學』アジアと世界の架け橋へ。