留学・国際交流

留学体験記

本学の留学制度(短期海外語学研修および派遣留学)を利用して留学した先輩による体験記を紹介しています。
教育研究活動の内容や実際の様子(授業、宿泊先、キャンパスの雰囲気等)を【留学体験記】にて公表しています。なお、機関誌『国際交流』でも留学(派遣事業)の内容、期間、目的等を掲載しています。

英語圏への留学

【オーストラリア・サザンクロス大学】
派遣留学
留学期間:2022年3月~2023年3月
単位認定:あり
国際政治経済学部2年(留学開始時) 福元稜

●留学を終えた感想

オーストラリアでの1年間の経験は、個人的に人生で最も有意義で充実した1年間であったと思います。英語力の向上はもちろん、人脈、価値観、性格など様々な部分で大きな変化がありました。英語力に関して、ネイティブや英語を第二言語とする多くの人たちと多くの時間を過ごし、常に英語で物事を考える状態が確立されました。そのおかげで、英語を話すことに対しての躊躇が全くなくなり大きな自信をつけることが出来ました。また関わる人たちの経験や生い立ちなど様々な話題によって、価値観や考え方を共有し、楽しんで学習をしていたと思います。

留学する前は費用などの問題で少し躊躇していましたが、後悔などは一切なく自信をもって留学してよかったと思えています。また、21歳という年齢でこれほど大きな機会を得ることが出来、自分自身の恵まれた環境を再度実感した1年でもありました。両親に対してはもちろん、このような機会を下さり支援してくださった国際交流センターの皆様をはじめ二松学舎大学に大変感謝しております。ありがとうございました。

●留学を決めた目的と理由

高校2年生の時にアメリカに語学研修に行ったことをきっかけに、英語または海外の文化に興味を持ち始めました。またその研修は1ヵ月であったにもかかわらず、自分自身に大きな変化をもたらしました。そのため、海外の環境に身を置き、文化や言語、様々な人々と関わることが自分にとって成長できる最高の選択肢であることを認識していました。そこで、二松学舎大学で行われている留学プログラムを知り、すぐに留学を決意しました。

●留学先の学び(教育研究活動)や学習内容(どのようなプログラム、授業内容、宿題、クラスメイト、先生など)について

留学最初の3か月ほどは英語を学ぶと同時に、大学に入る準備をする期間でした。そこでは、私たちと同様に世界の様々な国から、様々な年代の留学生が参加していました。クラスも決まっていたので、友達も作りやすく楽しかったです。その後、大学の学部生と同様に専門的な科目を自分で履修しました。どの講義も内容が濃く、さらに専門的な単語など、英語のレベルも格段に上がったのでやりがいのある期間であったと思います。先生は皆さん優しく、質問などにはとても協力的な印象でした。課題について、引用の仕方やレポートの書き方がとても細かく指示されており、正直かなり苦労しました。しかし英語力も上がりましたし、これもまた貴重な経験であったと思います。

●留学先の魅力や出会った人たちとの思い出

初期段階のEAPコースで出会った先生方は、本当に良い人たちばかりでした。私の担当をしてくださった先生は、個別で将来についての相談ができるほど親しみやすく優しい先生でした。

●留学のおすすめポイント

環境が一変するので、必ず自分に何かしらの変化が訪れることが大きなポイントだと思います。また、生活するうえで新たな価値観を得たり、英語を話したりなど数えきれないほどのチャンスであふれています。もちろん言語の壁はとても大きく、自信を無くしてしまうことも容易にあると思います。実際に私も自信のあった英語が全く通用しなかった経験から、最初の数か月は自信を無くしていました。しかし、留学をすることでその気づきを得られ、また新たな段階に踏み込めるチャンスを作ることが出来ると思います。

●現地での生活について(宿泊先や研修先の雰囲気、一日のスケジュール、週末の過ごし方など)

ホームステイ先のファミリーは、とても優しくフレンドリーな方たちでした。留学生用の部屋が自分の部屋ともう一部屋あったので、この1年で2人の留学生と生活をしました。ほぼ毎日夕飯を一緒に食べて、その日の出来事や過去の経験談など様々な会話をしていました。基本的に大学のない日は、朝に散歩をしてから課題や勉強に取り組み、その後カフェやショッピングに行くなどして時間を過ごしていました。ビーチがとても近い場所に住んでいたので、よく1人で散歩などして、時には散歩をしている現地の人々と会話をすることもありました。

●留学で成長した点

第一に、英語力がかなり向上したことを実感しています。留学当初はリスニングやスピーキングにとても苦戦し、自信を無くし、話すことを少しためらっていました。しかし、いろいろな人に積極的に話しかけ、常に英語で物事を考えるよう意識していたので、向上させることが出来ました。その過程を通して、困難を克服するための考え方や粘り強さなども磨かれたと思います。何より留学を通して、すべてにおいて自分に大きな自信を得ることが出来たと思います。

●留学前の自分に伝えたいこと

新たな環境で生活し勉強する心構えは十分だが、英語力が不十分なのでスピーキングとリスニングの両方をさらにトレーニングすべきだと伝えたいです。また、常に英語で物事を考える習慣を身につけ、人と話すとき以外は英語で独り言などを言うようなトレーニングが必要でした。

●留学を検討している後輩へのアドバイス

自分の心構えや考え方次第で、留学という経験自体が良くも悪くも変化するということは認識しておくべきだと思います。ネイティブと会話し自信を失うなど、様々な問題が必ず起きます。また、それらによってモチベーションを失うことは多々あると思います。しかしそういった問題は全てチャンスだと思うので、克服できた時のことを想像して諦めずに頑張ってください。

【オーストラリア・サザンクロス大学】
派遣留学
留学期間:2022年3月~2023年3月
単位認定:あり
国際政治経済学部2年(留学開始時) 渡邉 眞緒子

●留学を終えた感想

留学を振り返って一番に思うことは、留学を経験できてよかったということです。まず、語学力は日本で勉強していた時よりもはるかに成長を感じました。ホストファミリーや友達、大学の先生とのコミュニケーションを通して積極的に英語を使う機会が増え、英語を使うことへの緊張感がなくなり、会話が楽しくなったことを肌で感じました。
サザンクロス大学では、将来の目標をもって勉強している留学生や、さまざまな国に行った経験がある先生などが多く、会話をすることで多くの刺激をもらいました。留学したからこそ得られた経験に、心から感謝しています。

●留学を決めた目的と理由

留学を決めたのは、海外で長い期間生活をしてみたいと思っていたからです。留学前にも海外に行った経験はありましたが、旅行として短期間でしか滞在したことがありませんでした。海外に長期で滞在することは、旅行とは違った体験になると思っていたので、挑戦しようと決めました。

●留学先の学び(教育研究活動)や学習内容(どのようなプログラム、授業内容、宿題、クラスメイト、先生など)について

まず、English Academic Program(EAP)という語学学習プログラムを10週間受講しました。このプログラムでは、大学の授業で必要になるスキルを学習します。例えば、学問的な資料の探し方、読み方、そしてレポートの書き方などです。EAPでは、先生方が親身に教えてくださったので、まずこの時期で英語力がすごく伸びたと思います。その後は、大学の授業を2学期分、6ユニット受講しました。大学の授業では、毎回の授業において予習と復習が重要なので、自主学習に重点を置いていました。課題も、たくさん資料を読んでレポートを書くことが多く、大変でしたが、そのおかげで英語力がとても鍛えられたと感じています。

●留学先の魅力や出会った人たちとの思い出

わたしは日本からヴァイオリンを持参して、地元のアマチュアオーケストラに参加しました。学生向けのオーケストラでは、様々な国から来た学生と出会い、さらにオーストラリアで生まれた日本人の友達とも出会いました。英語を第一言語として話している姿がとても格好よく、刺激を受けました。また、社会人向けのオーケストラにも参加しましたが、年齢やスキル関係なく、団員全員が生き生きと楽しんで演奏していた姿が印象に残っています。

●留学のおすすめポイント

おすすめは、オーストラリアの個性あふれるコーヒーショップです。日本ではチェーン店が多いですが、向こうでは自営業がほとんどで、こだわりの詰まったお店が多いです。自分の住んでいる地域のまわりで、雰囲気のよさそうなお店を巡るのは、すごく楽しかったです。また、ゴールドコーストのビーチや公園には、無料で利用できるバーベキューコンロが設置されています。自然を感じ、波の音を聞きながらのバーベキューは最高でした!

●現地での生活について(宿泊先や研修先の雰囲気、一日のスケジュール、週末の過ごし方など)

English Academic Program(EAP、語学学習プログラム)の期間は、平日すべて登校するので忙しく生活していました。EAPを卒業すると毎日学校に行く必要が無くなりました。課題はより大変になったので、勉強時間の確保を心がけながら、新しいオーケストラに参加したり、活動範囲を広げることを心がけました。
週末は、友達と朝からカフェに行き、日中はビーチ周辺でゆっくり過ごしてから、ディナーを食べに行くことが多かったです。向こうには、おいしいレストランが沢山あるので、気になるところに行ってみるといいと思います。

●留学で成長した点

自分に自信をつけることができたと思います。留学前は、どうしても人目を気にして、不安なことを考えすぎてしまうことが多かったです。オーストラリアに行ってみると、現地の人々は、周りの目を気にしすぎず、自分の好きなように生活していました。一年間その環境にいたことで、帰国してから自分に自信がついたと実感することができました。

●留学する前に準備しておけばよかったこと

私は日本のお菓子や食料を、少しでも持っていけばよかったと後悔しました。現地にもアジアンショップ(日本の食材等を販売する食料品店)はあるので、そこで買おうと思っていたのですが、日本よりもはるかに値段が高く、手が出せませんでした。お気に入りのお菓子などは、少しでも持っていくといいと思います。

●留学前の自分に伝えたいこと

留学をすることを決意したことに感謝したいです。当時は不安でいっぱいでしたが、留学で出会った多くの人に支えてもらい、無事やり切ることができたので、怖がらずにやりたいことに挑戦してほしいです。

●留学を検討している後輩へのアドバイス

もし悩んでいて決断しきれないのであれば、信頼できる人に相談してみてほしいです。そして、のちに後悔しない選択ができればいいと思います。この一年間で得た経験と出会いは、留学したからこそ得られたものであり、私にとってかけがえのないものになった、ということはお伝えしたいです!

【オーストラリア・サザンクロス大学】
短期海外語学研修
留学期間:2023年2月17日から3週
単位認定:あり
国際政治経済学部2年 專崎鈴奈

●短期海外語学研修への参加を決めた理由

小さい頃から海外の文化に触れ、外国人とコミュニケーションをとりたいという夢があり、英語を話せるきっかけになるのではないかと考えたため。

●研修先の雰囲気

とにかく木が多かったのと、2021年に起こった災害の影響により中高校生がキャンパスを利用していました。そのため賑やかな明るい雰囲気でした。最後の3週目に日本語を勉強中の現地の高校生と交流する機会があり、研修先では同年代の子よりも年下の子と関わることが多かったです。

●教育研究活動や学習内容について

基本グループになって作業することが多く週ごとにテーマがありました。1週目はオーストラリアについて、2週目はオーストラリアの動物、3週目はプレゼンテーションの為に自習や自由な授業が多かったと個人的には感じました。明るくユニークな先生が多かった印象です。

●現地での生活の様子

一日一日が思い出でした。リズモアは自然が多い田舎町なので、鳥の鳴き声で目が覚めるのが気持ちよかったです。また私はホストファミリーと一緒に過ごす時間が好きでした。なので、学校の授業が終わるとすぐに家に帰り、犬の散歩や買い物に行っていました。

●宿泊先

私は今回、初めてホームステイを経験しました。ホストファミリーは、ホストファザーとホストマザーと犬が一匹で知的で温かい家族でした。環境、居心地共に最高で、本当の娘のように接してくれました。私は英語が苦手なので、会話をするときは何度も助けてもらいました。二人には宿題を手伝ってもらったり、日々起こったことを話すのが楽しくて仕方がありませんでした。

●今回の研修で得たものや最も成長した点

今回の研修のおかげで、私は自分の考え方や物の見方が変わったと感じました。日本にいた頃は、人の目ばかりを気にし、自分に対して否定的でした。ですが、研修で多くの人と関わるなかで、どんな自分でも良いということを学ぶことができました。この学びは今後、生活を送る中で大切な財産の一つだと感じています。

●留学する前に準備しておけばよかったこと

私は留学をする前の自分に英語の勉強をした方が良いと伝えます。なぜなら、留学先で一番後悔したことが自分の単語力の無さでした。いくら、話しかける勇気があっても、咄嗟に自分の思いが伝えられないことにもどかしさを感じる時が多々ありました。特に難しい勉強をするのではなく、単語や中学生文法を勉強したいと思います。

●留学を検討している後輩へのアドバイス

私は最初、この短期語学留学への参加を迷っていました。しかし、実際行ってみると、今までにない体験と楽しい思い出がいっぱいになりました。なので、語学研修に参加するかを迷っている人にはぜひ参加してほしいです。

【オーストラリア・サザンクロス大学】
短期海外語学研修
留学期間:2023年2月17日から3週
単位認定:あり
国際政治経済学部2年 大澤諒

●短期海外語学研修への参加を決めた理由

元々、海外には積極的に行きたいと考えていたため。

●研修先の雰囲気

田舎のゆったりしたキャンパスだと感じた。先生や授業に関しても日本ほど時間きっかりではなく、ゆったりしている。

●教育研究活動や学習内容について

授業は基本的に英語でオーストラリアの文化などを学ぶ。また、ゆっくりハッキリ話してくれるため、理解しやすい授業になっている。課題に関しては、最初の週にグループに分けられ、最終週にオーストラリアの祭りについてのプレゼンを行うという課題が出された。時間もあり、協力して進めることができるため難易度は高くないと感じた。

●現地での生活の様子

週末は基本的に自由であるため、何かやりたいことがあれば積極的にホストファミリーに伝えると良いと感じた。また、友人と過ごしたければ、お互いのホストファミリーに伝えれば土日友人と遊ぶことができる。私の場合、自分のホストファミリーが仕事で迎えが遅くなる場合など、友人のホストファミリーが何処かへ連れて行ってくれたりしたため、ホストファミリー同士が繋がってくれると、より充実した留学生活を送れると感じた。

●宿泊先

水道が通っていなく、雨水をタンクに貯めろ過して使っていたため、「シャワーは5〜10分」、「洗濯は週末に1回」など日本だと馴染みのないルールがあった。しかし、これくらいは当たり前と思っていたほうが楽しめないと思う。また、家にビリヤード台があったり、広い庭があったりなど日本とは全く異なる生活ができ、私は非常に満足している。

●今回の研修で得たものや最も成長した点

語学に関してはリスニングが伸びたと感じている。また、多少文法は間違っていても伝わるし何より積極的に話すことは大事だと思い行動していたが、後に間違えた文法を確認し次は正しい文法で伝えようとすると、かなり効率がいいと感じた。

●留学する前に準備しておけばよかったこと

文法と日常で使えるフレーズをもっと覚えておくと便利だと感じた。

●留学を検討している後輩へのアドバイス

私はチャンスがあるなら絶対に行ったほうがいいと考えています。行く前は不安がいっぱいあるかもしれません。現地に行ってからも、毎日色んな事に驚いて戸惑うかもしれません。でも、それで一々止まっていたら何もできないので「そういうもんだ」、「日本と違って面白いな」くらいにして次にきましょう。案外どうとでもなります。また、3週間なんて本当に一瞬で終わります。絶対に毎日充実するように自分で動きましょう。

【アメリカ・サンフランシスコ州立大学】
短期海外語学研修
留学期間:2024年8月8日から約3週間
単位認定:あり
文学部1年 富阪 朝葉

●留学を終えた感想

日本語で表現方法が多い言葉(sorryなど)の程度の区別、話し方や表情・文脈によって判断されると感じた。よく講義で言われる「コミュニケーションで重要なのは目線などの話す内容以外の要素である」というのは英語圏の人が考えたものだなと思った。公共交通機関に勤めている人が日本に比べてとても自由で面白かった。「よろしくお願いします」の英訳が「Thank you」だったのに驚いた。日本で英語を学んでから現地に行くと、日本語を通して相対的に英語を見てしまうから違和感を感じるけれど、普段から英語を話す人にこの感覚は伝わらないのだろうなと思った。言語は相対的ではなく絶対的に存在していることに気づけた。

●留学を決めた目的と理由

海外に行ってみたかったのと、就活のガクチカ(注釈:学生時代に力を入れたこと)のひとつになったらいいな、と思って参加した。夏に行く予定だったので、緯度の高い地域に絞って考えていたところ、大学のプログラムのあるサンフランシスコに決めた。

●留学先での学び(教育研究活動)や学習内容(どのようなプログラム、授業内容、宿題、クラスメート、先生など)

午前中…課外活動の説明、数詞の数え方や発音の勉強、サンフランシスコ州立大学のボランティア学生と交流。午後…経済学や物理学の授業・課外活動(ゴールデンゲートブリッジやピア39の観光、SFMoMAやカリフォルニア科学アカデミーなどでの体験学習)

●留学先の魅力や出会った人たちとの思い出

サンフランシスコに着いて二日目に、同じ家でホームステイしていたコロンビア人の留学生に電車の乗り方とダウンタウンの案内をしてもらった。あまりうまく英語が話せなかったので、お礼もまともに言えなかったけど、日本のお菓子を渡したら笑顔になってくれて、かわいらしかった。

●留学のおすすめポイント

夏の気候がとても過ごしやすい、街の人も店員さんも親切で冷たい対応する人が少ない、電車の本数が比較的多い、新しい価値観が身につく、日本の衛生管理や几帳面さのありがたみに気づく。

●現地での生活について(宿泊先や研修先の雰囲気、一日のスケジュール、週末の過ごし方など)

平日…朝6時に起きて支度と朝ごはん(だいたいコーヒーとパン)。8時5分発の電車に乗ってキャンパスまで向かう。9時〜12時まで授業を受けて、売店や近くのお店で買ったご飯でランチ(ハンバーガーなど)。午後の授業や課外活動が終わり次第帰宅。街を散策して帰る日もある。シャワーを浴びて晩ご飯を食べ、自室で自由時間を過ごして22〜23時に就寝。

●留学で成長した点

英語力が上がったとはあまり実感しないが、外国人と話すときの余裕ができたと思う。話す内容より、表情や目線などのコミュニケーションが重要であることを実感した。学校で話すときだけでなく、お店で買い物をするときにも、愛想をよくすると店員さんもフレンドリーになると感じた。

●留学する前に準備しておけばよかったこと

リスニングを重点的に英語の勉強をしておくこと。聞き取れることさえできれば、相手に自分の意思を伝えることはそんなに難しくない。日本人女性にはわりとやわらかい印象だったから、おどおどしないで堂々としても大丈夫。

●留学前の自分に伝えたいこと

誰とでもある程度会話を続けられるようにしておくこと。一人は一人で気楽だけど、せっかく海外に滞在できるのだから、人と話す場を設けるときは話題や会話の準備を用意しておくのは大事。礼儀の問題にもなりかねないので注意。

●留学を検討している後輩へのアドバイス

サンフランシスコは思っているよりずっと気温が下がるので気をつけてください。朝方は厚手のカーディガンやパーカーを着るのがちょうどいいですが、お昼になると気温が上がることもあるので、脱ぎ着できる服装がいいと思います。また、ダウンタウン、特にPowell駅周辺ではホームレスが多いので、スリに気をつけてください。

【アメリカ・サンフランシスコ州立大学】
短期海外語学研修
留学期間:2024年8月8日から約3週間
単位認定:あり
国際政治経済学部3年 川﨑 大慶

●留学を終えた感想

留学に行く前は治安やホストファミリーについて不安だったもののどちらも心配することでもなく充実したアメリカ生活を送ることができた。日本に帰りたいと思うこともなくむしろずっとこのままアメリカに住みたいと思った。時間とお金があるのであればもう一度アメリカに行って友達に会いたいと思うし夢のような時間を過ごすことができた。三週間は本当にあっという間で数年間はずっといたいと思った。サンフランシスコは想像していた治安の悪いアメリカではなく本当にいい街で日本よりも感じのいい人たちが多く日本のように気を遣うこともなく自由気ままに生活をすることができて、そういう面ではアメリカのほうがいいと思ったし考え方もアメリカのほうがいいと思った。

●留学を決めた目的と理由

昔から行きたいと考えていたため

●留学先の魅力や出会った人たちとの思い出

生きた英語を聞いたり話したりすることができる。何気ない瞬間もすべてが思い出で他の大学の人たちと過ごしたことや現地の学生と遊んだこと、観光地に行ったことといった言葉では表せられないアメリカ生活すべてが思い出。

●留学のおすすめポイント

外国の生活を体験したり友達を作ること、英語を話したいと思うならおすすめ

●現地での生活について(宿泊先や研修先の雰囲気、一日のスケジュール、週末の過ごし方など)

学校はみんな友達になれるようなプログラムが組まれている。午前中9時から学校が始まり、10時まで他の学生と英語や午後に行く場所について学ぶ。10時半から現地学生が途中からきていろいろ質問し、交流する。週末は友達といろいろな場所にいく。

●留学で成長した点

リスニング力、精神面

●留学前の自分に伝えたいこと

意外と治安が良くて心配することでもないし友達も簡単に作れる。ホームステイ先の家族はとてもやさしくて心配することでもない。毎日ハンバーガーを食べるけど毎日歩くからむしろ痩せる。他の大学、現地の学生とすぐに打ち解けて友達になれる。

●留学を検討している後輩へのアドバイス

もし留学をしようか迷っているのであればお金が許す限り絶対に行くべき。現地の学生と友達になれるし英語についての興味がもっと湧くと思う。日本よりアメリカのほうがいいところも感じるし、友達と本気で延泊を考えるくらいずっといたいと思えたし、住みたいとも思った。

【英国・バッキンガム大学】
派遣留学
留学期間:2023年4月~2024年3月
単位認定:あり
国際政治経済学部3年(留学開始時) 本川 祐太

●留学を終えた感想

もともと海外の文化や歴史に興味があり、高校生の時から一度留学してみたいと思っていました。コロナウィルスの流行が落ち着いた大学2年生の初めの頃に、国際交流センターに留学についてお話しを伺いに行き、そこでバッキンガム大学への長期交換留学プログラムに興味を持ち始めました。特に、世界中から学生が集まっているという事を伺い、とても魅力的に感じ留学を決意しました。

●留学先の学び(教育研究活動)や学習内容(どのようなプログラム、授業内容、宿題、クラスメイト、先生など)について

英国の法、政治、経済の基礎や英語での論文の書き方などを幅広く学びました。授業は科目ごとに講義形式のレクチャーと少人数クラスで議論を行うチュートリアル(個別指導)があり、ヨーロッパ、アフリカ、アジアなど様々な国から来た学生と共に学びました。

●留学先の魅力や出会った人たちとの思い出

バッキンガム大学に留学する魅力は、イギリス人の学生だけでなく様々なバックグランドを持った学生に出会える事だと思います。普段の会話から、自分とは全く違う文化や考え方に触れる事が出来てとてもおもしろかったです。また、友達とお互いに自国の料理を作って食べたのがとても印象に残っていて、インド人の友達が作ってくれたカレーがとても辛くて汗をかきながら食べたのを良く覚えています。

●留学のおすすめポイント

大学の休み期間に旅行に行けるのも留学のおすすめポイントだと思います。もしサッカーファンであれば、プレミアリーグのスタジアム観戦は本当におすすめです。

●現地での生活について(宿泊先や研修先の雰囲気、一日のスケジュール、週末の過ごし方など)

私は、大学のキャンパス内にある寮に住んでいました。私の寮は窓からリスなどの動物が見られ、自然を感じられる落ち着いた雰囲気の場所でとても過ごしやすかったです。主に平日は授業を受けて、友達と図書館で課題に取り組み、週末は大学のイベントに参加したりオックスフォードなどの近くの街に出かけたりしていました。

●留学で成長した点

自分にとって、この留学は初めての海外経験でもあり、多くの新しい経験をすることが出来て、本当に様々な面で成長できたと思います。特に、英語力は大きく伸ばすことが出来ました。初めてイギリスの空港に着いた時は、事前に予約していたタクシーに乗るのに、運転手の方との電話で上手くコミュニケーションが取れずに長時間かかってしまいましたが、留学の後半の頃にタクシーに乗った時には、運転手の方との会話を楽しめる程になっていました。

●留学する前に準備しておけばよかったこと

留学前に英語で長文を書く練習をもう少し出来ていればよかったと思います。留学中は、レポートや記述式のテストが成績評価の大部分でしたが、考えている内容がなかなか文章にできずに苦戦しました。その上、毎週の課題の量も多かったので、500字程度でも英長文を書く練習が出来ていれば良かったと思います。

●留学前の自分に伝えたいこと

もう少しリラックスして大丈夫と伝えたいです。留学に行くことが決まってから、楽しみという気持ちと同時に様々な不安や心配事がありました。しかし、実際、留学前に不安に思っていたような事はほとんど起こりませんでした。

●留学を検討している後輩へのアドバイス

約一年間、日本を離れて海外で勉強する事は簡単に決められることではないと思います。実際、大変な事も多く経験しました。しかし、それと同等、それ以上に今まで経験した事のない新しい経験や今まで会ったことのないようなおもしろい人に会うことが出来、多くのものを得て、成長する事ができると思います。

【英国・ケンブリッジ大学】
夏期短期海外語学研修
留学期間:2019年8月11日~9月1日
認定単位数:2科目4単位
国際政治経済学部3年 高橋宗馬

●短期海外語学研修への参加を決めた目的と理由

イギリス英語(単語や発音)と文化を学ぶため。また、高校生以降に海外へ行ったことがなかったため、貴重な体験をするため。ケンブリッジ大学といった有名な大学の授業がどのようなものか気になったから。

●研修先の雰囲気

非常に良い!静かな田舎町にキャンパスがあるため初めは少しだけ不安があったが、数日経てば何も気にならなかった。先生たちや現地の学生たちの雰囲気と愛想は非常に心地よく、ずっとイギリスにいたくなる気さえする程だった。

●留学の内容

文系理系関係無しのテーマで、そのテーマ毎に議論を勿論"英語"でするため、非常に難易度が高いテーマが多かった。しかし、複数のテーブルにグループ毎にディスカッションするとき、必ず現地の先生が1人はテーブルに付いていてくれたため、授業の中で非常に助けになった。加えて、休憩が多いのが印象的だった。授業の進行度に比例して5分から20分の休憩がこまめに用意されていたので、リラックスした状態を保ちながら授業に臨めた。

●現地での生活の様子

1番印象的だったのは挨拶と声かけだろうか。すれ違う度に挨拶が交わされ、コンビニの店員さんでさえ、買った後は、良い一日を!などの声かけをしてくれる。日本では考えられない温かさに胸が一杯になった。しかし、逆に今回私はロンドンでスリ被害にあっているため、人間の善意と悪意を対照的にどちらも受けたことになる。財布は正直悔しいが、人生においてこれ程貴重な体験はないだろう。行ってよかった以外の感想が思い浮かばない。宿泊先はキャンパス内にある寮の2階の一室だった。ハウスキーパーさんが週に一回来て下さっていたので、ストレスも全くなく過ごせた。最初は冷暖房どちらも無いことに、少しの不安を覚えたが、それ以上にイギリスの気候は最高で、そんなこともすぐ忘れてしまうような3週間だった。

●今回の研修で得たものや最も成長した点

語学力は当然伸びただろう。私は英会話を週に一回2時間を4年間やっており、ある程度は喋ることが出来る状態で行ったが、やはり英語のみに囲まれる生活では、当然気後れもした。自分より話せる他の生徒たちや、優しく接してくれる先生たちと話していくうちにモチベーションがどんどん上がっていき、常に使えそうな単語や熟語のメモを取るまでになっていた。思い返せば持っていった新品のレポート用紙の束がほぼ無くなりかけていたことが何よりの証明だったのかもしれない。

●留学する前に準備しておけばよかったこと/留学する前の自分に伝えたいこと

充分な準備をしていったと思っているため特に無い。強いて言うなら、スリ被害に関しては、自分だけは取られないという意識を少しでも無くせていたとは思う。結果論と言ってしまえば聞こえは良いのかもしれないが、仕方ないと割り切るのもひとつの手段だと考えている。

●留学を検討している後輩へのアドバイス

是非行ってほしい。結果的に財布が無くなってしまった自分でさえ、本当に本当に行ってよかったと今でも思い出しながら思う程!最終日のパーティで歌って、踊っているときに終わって欲しくないなぁとずっと思っていた、と言えばどれだけプログラムが充実していたかが伝わると思う。

中国語圏への留学

【中国・北京大学】
派遣留学
留学期間:2023年9月~2024年8月
単位認定:あり
文学部3年(留学開始時) 山下 欧雅

●留学を終えた感想

北京大学での一年間は私にとって非常に貴重な経験となりました。学業面では、中国語の習得が大きな成果でした。特に、毎日の授業とクラスメイトや中国人の友人との会話などにより日常的に中国語を使う習慣が身についたことが一番大きいと思います。中国人の友人と会話をしたり、たくさん旅行に行き、名所遺跡や博物館に訪れたことで、中国文化や歴史への理解を深めることができました。生活面では、言語や文化の違いから生じる困難を乗り越えることで、自立心や問題解決能力が向上したと感じています。さらに、多くの友人と出会い、国際的な人脈を築けたことも大きな収穫です。この留学経験を通じて得た知識やスキルを、今後の学業やキャリアに活かしたいと思います。

●留学を決めた目的と理由

留学を決めた理由は、将来ビジネスで中国語を使った仕事を目指しているため、中国語を流暢に話せるようになることが必要だと感じたからです。また、将来の為の人脈作りも理由の一つです。

●留学先の学び(教育研究活動)や学習内容(どのようなプログラム、授業内容、宿題、クラスメイト、先生など)について

授業内留学中の学習内容は非常に充実していました。前期には週5日の中国語の授業があり、精読、口語、ビジネス中国語の3つを履修しました。毎日課題があり、定期的にプレゼンテーションも行いました。授業では発言の機会が多く、自分の中国語力を大いに向上させることができました。後期には国際合作部に所属し、どんな学部の授業も選択することができました。私は道教史、中國美術学、マーケティング学、社会心理学を選択しました。これらの授業では、多様な視点から学び、専門知識を深めると共に、幅広い学問分野に触れることができました。特に道教史や中國美術学では、中国の歴史と文化について深く学ぶことができ、マーケティング学や社会心理学では、ビジネスや社会に関する知識を実践的に学びました。

●留学先の魅力や出会った人たちとの思い出

アジア青年交流プログラムに参加し、中国人学生と様々なイベントを通じて交流したことはいい思い出です。学内でピクニックを行い、広大なキャンパスで楽しい時間を過ごしました。また、中秋節には月餅作りを体験し、伝統的な中国文化に触れる機会もありました。これらの活動を通じて、異なる文化背景を持つ仲間と深い絆を築き、互いの文化や価値観を尊重し合うことの大切さを学びました。これらの思い出は、留学生活をさらに豊かなものにしてくれました。

アジア青年交流プログラムに参加し、中国人学生と様々なイベントを通じて交流したことはいい思い出です。学内でピクニックを行い、広大なキャンパスで楽しい時間を過ごしました。また、中秋節には月餅作りを体験し、伝統的な中国文化に触れる機会もありました。これらの活動を通じて、異なる文化背景を持つ仲間と深い絆を築き、互いの文化や価値観を尊重し合うことの大切さを学びました。これらの思い出は、留学生活をさらに豊かなものにしてくれました。

●留学のおすすめポイント

北京大学への留学で一番のおすすめポイントは、向上心が高く優秀な生徒たちと日々を過ごすことで、自分自身の向上心も自然と高まる点です。北京大学は中国のトップ大学の一つであり、世界中から集まる優秀な学生たちが切磋琢磨しています。この環境に身を置くことで、学問に対する真摯な姿勢や高い目標に向かって努力する姿勢を間近で感じることができます。これにより、自分ももっと頑張らなければならないという強い刺激を受け、自己成長を促す大きな原動力となります。また、多様なバックグラウンドを持つ学生たちとの交流を通じて、広い視野や新しい考え方を学ぶ機会も得られます。このように、北京大学での留学は学業面だけでなく、人格面でも大きな成長を遂げる貴重な経験となるでしょう。

●現地での生活について(宿泊先や研修先の雰囲気、一日のスケジュール、週末の過ごし方など)

私の滞在先は北京大学の留学生寮で、ルームメイトは中国人でした。留学生寮は多国籍な学生たちの交流の場であり、夜になるとさまざまな国の人々が外でお酒を飲みながら語り合う光景が見られました。この交流を通じて、異なる文化や価値観を学ぶ貴重な機会を得ました。週末には、中国人の友達と一緒に北京の観光名所を訪れました。故宮や天安門広場、頤和園などの歴史的な場所を見学することで、中国の豊かな歴史と文化に触れることができました。また、カフェで勉強することも多く、友人たちと互いに学び合いながら有意義な時間を過ごしました。このように、現地での生活は学業だけでなく、友人との交流や観光を通じて、多面的に充実したものとなりました。

●留学で成長した点

留学を通じて最も成長した点は、語学力の向上です。最初はリスニングとスピーキングに苦労し、中国人との会話がスムーズにできませんでした。しかし、日々の授業や友人との交流を重ねることで、徐々に理解力が高まり、自信を持って会話できるようになりました。最終的には、自然な会話ができるレベルに達し、中国語でのコミュニケーションに大きな進展が見られました。

●留学する前に準備しておけばよかったこと

留学前にもう少しリスニングの勉強をしておくべきだったと感じました。リスニング力が不足していたため、現地での会話に最初は苦労しました。事前にしっかりとリスニングの練習をしておけば、コミュニケーションの壁を早く乗り越えることができ、留学生活がもっと充実したものになったと思います。事前の準備の有無で留学生活の質や充実度が大きく変わると実感しました。しっかりと準備することで、現地での学びや交流を最大限に楽しむことができます。

●留学前の自分に伝えたいこと

事前にもっと情報を収集してから渡航するべき。渡航後最初の一週間は情報不足で支払いなどが難航したから、準備を怠らないようにしよう。

●留学を検討している後輩へのアドバイス

留学は間違いなく視野を広げる素晴らしい経験です。異なる文化や価値観に触れることで、自分自身の考え方や感じ方が大きく変わりました。また北京大学では、様々な国から来た学生と交流する機会が多く、彼らのバックグラウンドや視点を知ることで、自分自身の視野が広がり新たな視点を得ることができます。留学は決して簡単な道のりではありませんが、それ以上に多くの学びと成長を得ることができます。

韓国語圏への留学

【韓国・建国大学校】
短期海外語学研修
留学期間2024年8月6日から約2週間
単位認定:あり
文学部3年 荒井 舞

●留学を終えた感想

あっという間の2週間でした。自分と似たように韓国のことが好きな日本人の友人が多くできました。楽しい授業を受け、現地の人と会話しながら韓国語も留学前より上達したと思います。日本と違う街の雰囲気を味わったり、見に行きたかった場所に行けたり、充実した生活を送る事が出来ました。ドラマなどで見ていた世界が広がる韓国の街並みに感動しました。日本とは違う常識や当たり前を知ったり、色んな人と関わることで自分の性格を見つめなおしたり、様々な事が新たな経験値になったと思うので、これを活かしながら就活や残りの学生生活を過ごしたいです。帰国する日には名残惜しい気持ちになっていたので、また韓国を訪れたいし、他の国にも行ってみたいです。

●留学を決めた目的と理由

元々海外留学に興味があり、3年の夏休みに何か大学生活のなかで印象に残る出来事を作りたいと思い決意しました。留学先の国を韓国にした理由は、K-POPと韓流ドラマが好きで韓国に興味があったこと、2年次から韓国語の授業を取っていたこと、英語圏の国に比べ費用が低いことからです。

●留学先での学び(教育研究活動)や学習内容(どのようなプログラム、授業内容、宿題、クラスメイト、先生など)

平日は語学の授業と、文化体験(韓国民俗村と文化公演観覧)がありました。初日にレベル分けテストがあり、自分のレベルにあった授業を受けることが出来ました。私のクラスは宿題が無かったのですが、自主的に簡単な予習・復習をしている子が多かったです。クラスにK-POPアイドルが好きな学生が多かったことに合わせて、先生が、アイドルのコンテンツを見ながらの文化学習や好きなアイドルの服装の紹介文を書くなど楽しみながら韓国語を学べる授業を用意してくださっていました。おかげでとても楽しみながら韓国語を学べたと思います。
クラスメイトは同年代の女子が多かったです。出身は様々で、日本全国から集まっていました。それぞれの地元の話なども沢山していました。「韓国が好き・興味がある」という共通点を持つ子ばかりなのでとても仲良くなりました。新たな人間関係を築けた貴重な経験でした。

●留学先の魅力や出会った人たちとの思い出

建国大学校は、キャンパスがとても広く、キャンパス内に湖があるのが特徴的でした。キャンパス内にいると緑が多いのにたいし、最寄り駅付近はザ・学生の街といった雰囲気で活気に溢れていました。最寄り駅の隣が韓国国内で最新の流行が集まるおしゃれな街として有名な「聖水」という駅だったので平日の授業終わりにも現地でできた友達と気軽にカフェやショッピングなどが楽しめました。
土曜日には、一週目は景福宮、二週目は現代ソウルを訪れ、建国大学校の学生が案内をしてくれながら一緒に回るというソウルツアーがありました。一日のスケジュールを大学側が立ててくれていて、案内もずっとついてくれているので安心しながら充実した一日を過ごせました。自由参加だったのですが、チマチョゴリを着て写真を撮ったり、お昼には韓国料理を食べたりなど韓国の文化を沢山体験できたので参加してよかったなと思います。

●留学のおすすめポイント

自分の知らない新しい場所を知れる。行った先の国の日常生活が体験できる。交友関係が広がる。

●現地での生活について(宿泊先や研修先の雰囲気、一日のスケジュール、週末の過ごし方など

建国大学のキャンパス内にある学生寮に宿泊していました。授業のある平日は10時から12時まで午前中の授業、14時から17時くらいまで午後の授業がありました。お昼休みが2時間あったので大学から出て近くの飲食店で食べたり、仲良くなった友人と話す時間が沢山ありました。午後の授業が終わってからも友人とカフェへ行ったり、大学近くの街を散策したりしました。週末はソウルツアーに参加したり、好きなアイドルの事務所を巡ったり、繁華街へ行きショッピングなどしていました。

●留学で成長した点

韓国語を喋ってみようという積極的な気持ち。自分が喋った言葉で現地の人と会話出来た経験がとても嬉しく、どんどん喋ってみようという気持ちが増しました。

●留学する前に準備しておけばよかったこと

行きたい場所をリストアップしておく。現地に到着してからは時間があっという間なので事前にやっておけばよかったなと思いました。休みの日に効率良く回れるし、最後の三日間くらいであそこも行きたかったな、、、となったので行きたい場所はこの日に行こう!と全体的な予定もなんとなく立てておければ良いと思います。

●留学前の自分に伝えたいこと

大学生の間に海外留学をしたいという目標が叶ってよかったと思います。現地での時間をなるべく有効活用できるよう、事前に準備できたことがもうちょっとあったかなと思います。韓国語は思っていた以上にまだまだ喋れないんだなと感じる毎日だったので以前よりもっと勉強したい気持ちになっています。

●留学を検討している後輩へのアドバイス

留学前にも準備しなければならないことが多いので、時間に余裕をもって留学計画を立てましょう。1・2年生の間で留学に行けている子たちは凄いと思います!私の場合、3年の夏休みはインターンも始まっているし、、、という気持ちもあったのですが、結果、自分の知らない世界をたくさん知れたので行ってよかったなと思っています。留学先で何が学べるのか、何が経験できるのか、自身の行動次第です。少しでも興味があれば、ぜひ自分の知らない世界に飛び出して新しい経験をしてみてください。

【韓国・高麗大学校】
短期海外語学研修
留学期間:2023年2月12日から3週間
単位認定:あり
文学部1年 石井こはる

●留学を決めた目的と理由

高校時代から進学先を決定する際に、韓国語圏への留学を考えていました。留学を目先の目標に大学へ進学したため、4年間の内に1度は行こうと考えていました。他の留学とは違い、ホームステイですが、3週間という短い期間でもしっかりと韓国語に触れる機会が学校外にもあるというところに魅力を感じ、留学参加を決めました。

●研修先の雰囲気

高麗大学校はとても広く、設備も整った大学でした。授業は韓国語のみということもあり初日は緊張していましたが、レベルにあったクラス分けがあるので、韓国語を1年しか勉強していない私でも理解出来る単語を使って先生方が授業をして下さり、文法以外でもリスニングの力がとても身についたと思います。トウミ制度もあるため、年が近い韓国人の方と交流もあり、現地の人のオススメする韓国スポットなどに案内して下さりとても有意義な時間を過ごせました。

●教育研究活動や学習内容について

授業で関わった先生は3人でしたが、どの先生も優しく、とても分かりやすく私たちに授業をして頂きました。分からないところがないかを聞いてくださったり、課題のチェックも一人一人丁寧にして頂きました。授業後の宿題はそこまで多くなく、週に2回くらいでした。重要な文法、単語を復習できる簡単なものや、習った文法を使って自分の話を書く作文などが出ました。次々と新しい文法を習っていくため、復習を欠かさずに行いました。

●現地での生活の様子

初日にホームステイの方と紆余曲折を経てお会いすることになりました。初めての韓国でしたが、とても優しい方々に助けられました。行く前はあまり期待をせずに行ったのですが、どこの出身でも関係なく助けてくださった韓国人の方々のおかげで、偏見を無くすことが出来ました。

●宿泊先について

ホストマザーの方がとても優しく、気遣いを沢山してくださいました。今でもメッセージアプリで近況を伝えて下さったり、聞いてくださったりします。綺麗で広い部屋を貸してくださったので、居心地の良い環境で生活することが出来ました。洗濯やシャワーなど身の回りの事も困ることなく生活出来ました。

●今回の研修で得たものや最も成長した点

日本と韓国での学びは大きく異なることが分かりました。授業では韓国語しか使わないので、授業中は集中しないとすぐに何をやっているか、何をすれば良いのかが分からなくなってしまいます。二松学舎大学の授業時間よりも短いから楽だと思っていたのですが、集中して授業に参加しなければいけなく、逆に短い時間でないと集中力が続かないのだと理解しました。4時間の授業が終わるころには疲れが溜まっていて、3週間毎日、日付が変わる前に就寝をしていました。最初の方は韓国語を聞いて日本語に翻訳するというのを意識的に頭の中で行っていましたが、慣れた後半あたりからは意識せずとも勝手に翻訳を脳内でしていました。確実にリスニングの能力が上がったとそこで実感しました。

●留学する前に準備しておけばよかったこと

旅行本を準備していった方が良かったと思いました。あくまで学びが目的ですが、現地では全てが学びに繋がります。私はあまり韓国について詳しくなかったので、授業後に遊びに出かける時や、土日もいつも同じような所に出かけたのですが、今考えるともっと色々なところに行けば良かったと思います。現地でしか見れないものや、食べれないものを沢山経験しておけば良かったです。

●留学を検討している後輩へのアドバイス

様々な理由で留学へ参加することを迷っている方が多いと思います。私は周りからの目を気にして留学参加を迷いました。まだ1年しか勉強してないし韓国語もすごくできるわけじゃないのに行くんだ、と言われたこともありました。ですが、経験しないと学べない発見がありました。日韓の関係や自分の韓国語のレベルを気にして参加しないにはもったいないプログラムだと思います。韓国語を学びたいという気持ちがある方は必ず有意義な時間を過ごせる3週間だと思います。

【韓国・高麗大学校】
短期海外語学研修
留学期間:2023年2月12日から3週間
単位認定:あり
文学部3年 佐藤葉南

●短期海外語学研修への参加を決めた理由

大学生の内に短期でも韓国に留学したいと思っていましたが、コロナと同時に大学生活が始まり、留学の機会がありませんでした。今回、コロナ対策の緩和等によって以前よりも留学に行きやすい環境が整っていたため参加を決めました。

●研修先の雰囲気

先生方も皆さん優しく、丁寧に教えて下さりとても良い雰囲気でした。特に、文法や正しいことば使いのみではなく、今韓国の学生の間で流行している言葉や省略語なども教えて下さり、生きた韓国語を学ぶことができたと思います。

●教育研究活動や学習内容について

1日4時間の授業。課題で出されていたのは、毎日次の日の予習をすることと、週に1回ほど作文の課題がありました。課題に取り組んでいた分、最終試験の直前に慌てることはありませんでした。

●今回の研修で得たものや最も成長した点

プログラムに組まれていたトウミ制度での韓国人の友人や家庭でも日本語を話せる人はいなかったため、韓国語で話すくせが付いたように思います。また、日本でも韓国語の授業はありましたが、韓国で生活していると授業で習った言葉をその日のうちに見聞きしたり実際に自分で使う機会があるため、単語や文法の吸収が早かったと思いました。

●留学する前に準備しておけばよかったこと

今回は短めの期間でのホームステイだったため、あらかじめ自分がどのような経験をしてきてどのような性格であるのかを伝えることができる手紙などを用意しておけば良かったと思いました。
また、私は日本からのお土産で知育菓子、ホットアイマスク、ポケモンレトルトカレーなどを持っていったのですが、使い方、作り方を事前に韓国語で説明できるように準備しておくか、裏の説明を韓国語に訳した紙を貼るなどした方が良かったと思いました。

●留学を検討している後輩へのアドバイス

短期ではありますが、韓国で実際に生活することで学ぶことができることは多くありました。特に韓国料理屋ではなく家庭での実際の食事であったり、公共交通の文化、トイレ事情やお店で食事をする時の常識など、聞いたことはあっても自分で経験することとは大きく違います。また、旅行では行くことができない距離の場所にも行くことができ、韓国の生活を満喫できる3週間になると思います。

【韓国・成均館大学校】
派遣留学
留学期間:2023年3月~2023年12月
単位認定:あり
文学部3年(留学開始時)山田 美桜

●留学を終えた感想

あっという間の1年でした。渡韓したときは不安でいっぱいで、すぐにホームシックになりましたが、語学堂の授業が始まり友達ができると楽しいことが少しずつ増えていき、また、授業や課題に追われるうちに気が付けば夏休みでした。夏休みは日本に帰国し、後期に合わせて韓国に戻りました。後期では大学での講義を受けました。語学堂と違い、韓国語のレベルが高く難しかったですが、予習や復習を欠かさず行うなど、自分なりに努力して無事に終えることができました。
留学している間、1か月に1度のペースで韓国の様々な都市に旅行へ行き、ソウル以外の観光地を巡ることができました。学校や寮での生活、友人との休暇、旅行などを通して、勉強だけでなく韓国の文化など様々な面で学ぶことができました。

●留学を決めた目的と理由

中学生の時に韓国に興味を持ち、高校生の時に韓国への留学をしたいと思い始めました。二松学舎大学の交換留学の制度は、語学堂と大学での授業の両方を受講できると知り、韓国語だけでなく文化なども学べることから、チャレンジしてみようと思い留学を希望しました。

●留学先の学び(教育研究活動)や学習内容について

語学堂では最初にクラス分けのテストを行い、自分の語学レベルに合ったクラスで勉強します。午前は文法、午後は会話を集中的に学習しました。課題は毎週あり、作文や動画を作成して提出します。クラスメートは様々な国籍の学生がいます。先生方は皆優しく丁寧に授業をしてくださいました。
後期の大学での講義は選択した授業によって内容やプログラムは様々です。例えば私が選択した国語形態論では教授の授業を受け、小テストや論文の提出をしました。留学生用のプログラムでしたので正規留学生が大半でした。

●留学先の魅力や出会った人たちとの思い出

韓国には留学で初めて訪れました。ソウルは活気があり、特に大学周辺は他の大学もあるので若者が多く賑やかでした。語学堂で出会った様々な国の留学生とは、お花見に行ったり、学園祭に参加したり、買い物や食事に行ったりと楽しい時間を過ごしました。

●留学のおすすめポイント

語学堂は終日韓国語を勉強する場なので、集中的に学習ができ、早く自分の韓国語のレベルが上がるのを実感できます。国籍の違うクラスメイトとも会話は必然的に韓国語となり、お互いに切磋琢磨しながら成長ができます。前半の語学堂でしっかり語学を習得することによって後半の大学の授業も理解が深まるのでおすすめです。

●現地での生活について(宿泊先や研修先の雰囲気、一日のスケジュール、週末の過ごし方など)

私は学生寮に入りました。前期は二人部屋、後期は六人部屋でした。後期は中国の学生が二名いましたが、他はすべて日本人でした。寮の建物は清潔で部屋も狭くなく、快適に過ごせました。
一日のスケジュールは前期は9時から15時まで授業だったので、平日はあまり遊びに行くことはありませんでした。後期は授業によって時間が違いますが、私は遅い時間の授業が多かったので、午前中を寮で洗濯や掃除などをして過ごし、午後は授業へ行っていました。夕方以降、テスト前などはカフェ等で勉強をすることも多かったです。
週末は、私は1か月に1度程度は韓国国内の旅行へ行っていました。釜山や大邱、大田など、ソウルだけでなく様々な都市へ行き、観光できたのが良かったです。

●留学で成長した点

現地で集中的に語学の授業を受けたり、ネイティブの方々とコミュニケーションをとることで語学力は飛躍的に成長しました。また、寮での共同生活や国籍の違う方々と過ごす中で協調性も備わったと思います。私は今まで一人で生活したことも、家族と長い間離れたこともありませんでしたので、見知らぬ国、見知らぬ人々との生活は私個人のあらゆる点で成長したと思っています。

●留学する前に準備しておけばよかったこと

韓国での物価高で、生活費が予想していたよりも嵩みました。留学前は留学先の物価や経済情勢などチェックしておくべきだと思いました。
また、留学を終えて、留学中に行きたい場所などを前もって考えて計画しておくべきだったなと思いました。行けなかった韓国の観光スポットがたくさんあるので、後悔しています。

●留学前の自分に伝えたいこと

留学前は、海外に行ったこともない状態でとても不安だったのですが、韓国生活では思っていたよりもたくさん友達もできるし、助けてくれる人もたくさんいるから、あまり不安がらずにいろんなことに挑戦してみてと伝えたいです。

●留学を検討している後輩へのアドバイス

韓国での生活や、全部が韓国語で行われる授業など不安要素はたくさんあると思います。ですが、実際に留学してみると意外とすぐに体が適応していくし、友達も必ずできるので、あまり心配せずに挑戦してみてください。自分の言葉で現地の人とコミュニケーションを取りながら生活する経験はとても素晴らしいものですよ

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