学部・大学院

3つのポリシー(文学研究科) 【2021年度入学者まで】

1.学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

 文学研究科は、国文学及び中国学の2専攻を設け、東アジア地域の学術・文化の研究を推進し、その蘊奥を授けて研究後継者の育成を図り、学界・教育界・国際社会に通用する、優れて専門性の高い知識と能力を持つ人材を養成することを教育研究上の目的としています。また、前期課程のみの修了者に対しては、高度な専門的学識を有する中等学校教員・職業人の養成を図るとともに、また広く生涯教育の一環としてより豊かな教養修得の場を社会に提供することも目的としています。
これに応じたものとして、本研究科では、以下のような能力を身に付けた者に対して所定の教育課程の修了を認定し、学位を授与します。

〇博士前期課程
  1. 1.文学及び文学研究における専門的な知識と研究方法を修得している。
  2. 2.文学研究における専門的な学術理論を身に付け、それを応用する能力を有している。
○博士後期課程
  1. 1.文学及び文学研究における高度で専門的な知識と研究方法を修得している。
  2. 2.文学研究における高度で専門的な学術理論を身に付け、それを応用し、自立して研究を遂行する能力を有している。

2.教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 文学研究科では、教育研究上の目的を達成するため、学位授与の方針に掲げた能力を修得させるべ く、以下のような方針に基づき、教育課程(カリキュラム)を編成しています。

〇博士前期課程
  1. 1.各授業科目は、研究対象の時代や領域による「講義科目」「演習科目」で区分された選択科目群 によって、幅広く体系的な専門教育課程を編成する。
  2. 2.広い視野を養うために相互に他専攻の科目を履修することができる。
  3. 3.研究論文・修士論文作成のために「研究指導」を時間割に配当し、個別研究指導を行う。
〇博士後期課程
  1. 1.各授業科目は、研究対象の時代や領域による「研究科目」「演習科目」で区分された選択科目群によって、専門性が高く体系的な研究教育課程を編成する。
  2. 2.広い視野と研究能力を養うために相互に他専攻の科目を履修することができる。
  3. 3.研究論文・博士論文作成のために「研究指導」を時間割に配当し、個別研究指導を行う。

3.アドミッションポリシー(文学研究科)

博士前期課程

学士課程等において身につけた、文学及び文学研究に関する基礎知識や研究方法等の知見に基づく十分な基礎学力を修得していることを前提として、次のような志向・資質を持った人材を受け入れます。

≪国文学専攻≫

  • ①日本文学、日本語学、日本文化学等の各分野に関する専門的な知識と研究方法を修得する意欲のある者。
  • ②研究を通じて修得した深い学識によって、研究・教育など高度な専門性が必要な分野での社会貢献を目指す者。
  • ③社会人としての経験があり、その知見を生かして、自己の問題意識に基づく文学研究を更に深める意欲のある者。

≪中国学専攻≫

  • ①中国学、日本漢学、中国文化等の各分野に関する専門的な知識と研究方法を修得する意欲のある者。
  • ②研究を通じて修得した深い学識によって、研究・教育など高度な専門性が必要な分野での社会貢献を目指す者。
  • ③社会人としての経験があり、その知見をを生かして、自己の問題意識に基づく文学研究を更に深める意欲のある者。

博士後期課程

修士課程等において身につけた、文学及び文学研究における専攻分野に関する研究実績を有していることを前提として、次のような志向・資質を持った人材を受け入れます。

≪国文学専攻≫

  • ①日本文学、日本語学、日本文化学等の各専攻分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に従事することを目指す者。
  • ②課程博士号を取得し、課程修了後は研究職を目指す者。

≪中国学専攻≫

  • ①中国学、日本漢学、中国文化等の各専攻分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に従事することを目指す者。
  • ②課程博士号を取得し、課程修了後は研究職を目指す者。