本学文学部国文学科山口直孝教授が、ミステリーファンから熱烈に支持され、映画化やドラマ化もされているベストセラー・シリーズ「ビブリア古書堂の事件手帖」の著者である三上延さんと対談しました。

　約2年ぶりとなる、シリーズの新刊『ビブリア古書堂の事件手帖II ～扉子と空白の時～』（メディアワークス文庫／KADOKAWA／7月18日発売）の刊行記念として行われたこの対談。本書では、横溝正史の小説『雪割草』が物語のメインテーマとして扱われており、山口教授は横溝正史研究の第一人者という観点から協力しました。
　『雪割草』は、本学および世田谷文学館所蔵の横溝正史旧蔵資料の中に草稿があり、題名のみ知られながら、掲載紙不明で幻の作品となっていましたが、山口教授を中心とした調査により全容が明らかとなり、平成30年に戎光祥出版社より刊行されました。
平成29年には、本学で「横溝正史　幻の長編小説『雪割草』発見」として記者会見も行っています。

　お二人の対談は、KADOKAWA文芸WEBマガジン「カドブン」に掲載されています。是非、ご覧ください。
　
●KADOKAWA文芸WEBマガジン「カドブン」
一冊まるごと「横溝正史」がテーマの最新作を著者と横溝研究者が深堀！？ 『ビブリア古書堂の事件手帖II　～扉子と空白の時～』刊行記念対談

https://kadobun.jp/feature/talks/2py6bax0tdes.html