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横溝正史 幻の長編小説『雪割草』を発見!本学で記者発表を行いました

平成29年12月21日、二松學舍大学九段1号館を会場に、「横溝正史 幻の長編小説『雪割草』発見」に関する記者発表を行いました。
本学および世田谷文学館所蔵の横溝正史旧蔵資料の中に草稿があり、題名のみ知られながら、掲載紙不明で幻の作品であった『雪割草』。この度、本学文学部教授の山口直孝を中心とした調査により、その全容が明らかになりました。
記者発表には、本学関係者をはじめ、横溝正史次女の野本瑠美氏、調査の協力者で探偵小説研究家の浜田知明氏にも登壇いただきました。会見で山口は、全容を明らかにするまでの調査の過程や、当時の時代背景などを説明。取材陣による質疑応答も30分を超え、改めて横溝正史の人気の高さを実感する記者会見となりました。

『雪割草』の詳しい内容等については、別途ホームページで情報を公開いたします。

なお、『雪割草』は、平成30年2月、戎光祥出版社より出版される予定です。

<登壇者>

横溝正史 次女      野本 瑠美 氏
探偵小説研究家      浜田 知明 氏
戎光祥出版編集担当    小関 秀彦 氏
二松學舍大学附属図書館長 土屋 茂
二松學舍大学文学部長   江藤 茂博
二松學舍大学文学部教授  山口 直孝

記者発表の様子
『雪割草』について解説を行う山口教授
本学所蔵・横溝正史旧蔵資料『雪割草』草稿