創立140周年記念「二松学舎大学のお宝展」を開催しました
平成29年3月10日(金)から12日まで、三省堂書店神保町本店のイベントスペースにて特別企画として、創立140周年記念「二松學舍大学のお宝展」を開催し、3日間で約300名の皆様にご来場いただきました。
この展覧会は、二松学舎創立140周年記念事業として制作された絵本「武士が活躍しはじめた、その頃のお話。」の出版記念として開催され、本学が所蔵する奈良絵本や横溝関係資料など の貴重資料の展示や、本学の関連書籍・グッズなどの販売を行いました。
また、この展覧会中に、平曲の実演や神田古書店街から考える経営学などの様々な公開講座、また、鴨長明「発心集」に関するワークショップ、二松學舍大学東アジア学術総合研究所との共同プロジェクト「沖山光」に関するワークショップを開催しました。
「二松學舍大学のお宝展」は、今後、三省堂書店池袋本店でも開催を予定していますので、日程等が決まりましたら、ご案内させていただきます。


公開講座・ワークショップ・講演
3月10日(金)
10:30~ 公開講座① 「中世の音楽 ―平曲の魅力―」
・ 「琵琶法師の歴史」 文学部教授 磯水絵
・ 平曲(琵琶)上演 前田流平家詞曲相伝者 新井泰子氏、内田亜希氏



14:00~ 鴨長明『発心集』より ―軍記と説話― ワークショップ
・ 「鴨長明の時代 ―文学と芸能― 」 文学部教授 磯水絵
・ 軍記物語と能・狂言のお話 「『咸陽宮』を中心に」 文学部教授 原由来恵
・ 軍記と落語のお話 「『源平盛衰記』を中心に」 文学部准教授 中川桂
「武士のおこり ―平安末期の武士像― 」 文学部講師 小井土守敏
・ 平曲(琵琶)上演 前田流平家詞曲相伝者 新井泰子氏、内田亜希氏
解説 : 文学部教授 磯水絵



3月11日(土)
11:00~ 『武士が活躍しはじめた、その頃のお話。』 出版記念講演会
・ 「奈良絵本の絵本ができるまで ―悪源太義平物語を中心に― 」 文学部教授 小山聡子
・ 「奈良絵本『保元・平治物語』の変体仮名を解読しよう」 文学部教授 五月女肇志


14:00~ 「沖山光 ―近代国語教育に遺した足跡―」 (東アジア学術総合研究所 共同プロジェクト)
全国構造学習研究会常任講師 樋田明氏
帝京大学教育学部客員教授・帝京大学小学校副校長 太田由紀夫氏
教職支援センター教授 小渕朝男



3月12日(日)
11:00~ 『武士が活躍しはじめた、その頃のお話。』 出版記念講演会
・ 「雷神 ―敦煌からの旅路―」 文学部教授 磯水絵


14:00~ 公開講座②「水木かおるの魅力と神田古書店街」
・ 「作詞家水木かおるの魅力」 文学部教授 塩沢一平
・ 「不思議の街を科学する神田古書店街の背後にある経営学」
東京大学大学院経済学研究科 ものづくり経営研究センター 加藤木綿美氏
・ 「大学生と歩いた気分!千代田まち歩きまっぷ」 二松學舍大学 学生


