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柏市立図書館・市内4大学図書館 合同企画 知的書評合戦ビブリオバトルを開催しました

平成28年11月26日(土)、開智国際大学図書館こもれびホールにて、柏市立図書館と市内4大学(東京大学、麗澤大学、開智国際大学、二松学舎大学)図書館の合同企画である知的書評合戦ビブリオバトルが開催され、本学からは文学部国文学科1年の静涼子(しずか りょうこ)さんが出場しました。

文学部 国文学科 1年生 静涼子さん


ビブリオバトルとは、バドラーが読んで面白いと思った本を、5分間でメモや道具等を一切使わず自分の言葉だけで紹介します。2分間の質疑応答の後、発表を聞いた観客が「どの本を一番読みたくなったか」を基準に投票を行い、チャンプ本を決める知的書評合戦です。

7月に九段1号館で行われた学内予選を勝ち抜き、本戦に出場した静さん。今回のおすすめ本は『ウーマンアローン』(広川まさき著・集英社・2004年)。著者が、アラスカを流れる大河ユーコン川にカヌーを浮かべ、女性一人きりで約1,500キロもの距離を下った冒険の記録であり、同時に壮大な恋愛小説でもある本作を、自分の体験や意見を交え、臨場感ある表現で観客の心を惹きつけた見事な発表でした。特に、女性からの支持を多く得ているように見受けられました。

当日は、同時に開催されていた「市内4大学図書館見学バスツアー」のみなさんも観客として参加。すべての発表が終わった後、投票が行われ、大健闘の末、静さんは奨励賞を受賞しました。今回で5回目の開催となるビブリオバトルですが、非常にレベルの高い大会でした。健闘された静さんに大きな拍手をお送りください。

静さんが紹介した本をはじめ、今回のビブリオバトルで紹介された本は、図書館(九段)で展示します。貸出可能ですので、ぜひ本を手に取ってみてください。

ビブリオバトルは、本さえあれば、いつでもどこでも気軽に楽しめるゲームです。興味を持った方は、家族や友人、恋人など、身近な人に好きな本を紹介することからはじめてみませんか?

各図書館の代表者