このたび二松学舎大学人文学会では、2025年12月13日（土）に、第131回大会を開催いたします。
　5名による研究発表と、ピーター・マクミラン氏による講演の2部構成です。いずれも事前申込不要・参加費無料で、どなたでもご覧いただけます。プログラムの詳細、及び発表要旨については、添付のファイルをご確認ください。みなさまのご来聴を、心よりお待ちしております。
　なお講演のみ、オンラインでもご覧いただけます。当日、下記URLより「二松学舎大学人文学会」のチャンネルにアクセスして、最新の配信をご確認ください。
https://www.youtube.com/channel/UCbURi0NRfCoLs7ANbCxcq4g

【研究発表】
①曲子為「菫の「魔法」――川端康成『乙女の港』三人エスの関係性から」
②宋迪「太宰治『饗應夫人』――「饗應」に至るまで」 　　　　　　　
③麻生将「宮澤賢治「雨ニモマケズ」のモチーフとしての斎藤宗次郎―歴史地理学と思想史の観点から」
④杢屋幸明「後漢霊帝について――諡号と評価を中心に」
⑤中谷仁「近代漢語「権能」の語史」

※①②③は中洲記念講堂、④⑤は202教室。
開会の辞は、12:50より中洲記念講堂で行います。
その後、202教室への移動の形になりますので、ご承知おきください。

【講演】
ピーター・マクミラン
「日本の古典文学を次の千年へ、そして世界へ」

【講師】
Peter MacMillan
ピーター・J・マクミラン
　アイルランド生まれ。アイルランド国立大学卒業後、渡米し博士号を取得。現在は東京大学非常勤講師、相模女子大学・武蔵野大学・昭和女子大学で客員教授を務める。2008年に英訳『百人一首』を出版し、日米で翻訳賞を受賞。Penguin Booksより『The Tales of Ise』、『One Hundred Poets, One Poem Each』を発売。日本では『英語で味わう万葉集』、『謎とき百人一首　和歌から見える日本文化のふしぎ』、『英語で古典　和歌からはじまる大人の教養』、『シン・百人一首　現代に置き換える超時空訳』など著書多数。2023年、JICA初の文化担当講師に就任。2024年、NHK「100分de名著」で百人一首の指南役として出演。同年、外務大臣表彰、秋の叙勲にて旭日小綬章受賞。2025年歌会始で召人控を務めた。明くる2026年は召人を務める。

【お問い合わせ先】
二松學舍大学人文学会事務局
（九段キャンパス１号館9階　国文学共同研究室内）
TEL 03-5962-3304／E-mail jinbun@nishogakusha-u.ac.jp