二松学舎大学 文学部シンポジウム
「幽霊の歴史文化学-それはどこに宿るか」開催のご案内
日時:2022年2月12日(土)13:00~17:30
オンライン
※要事前申込・参加費無料です。
内容
好評をいただいているシンポジウム「幽霊の歴史文化学」、第三弾の今回は、幽霊と場所との関わりを取り上げます。オープニングは、怪談作家・怪談師としてご活躍されている川奈まり子さんの怪談語り。実演によってもたらされる怖さは格別です。第一セッションと第二セッションでは、幽霊がどこに宿ると考えられてきた(いる)のかを多角的に論じます。戦争を一つの切り口としてアジア諸地域の事例をとらえ、また西洋近代における受容も踏まえ、歴史性を考えます。幽霊の宿る場所をめぐる過去の想像力を問うことを通じて、今ここにいるわたくしたちのありようを見つめられればと思います。多くの方のご参加をお待ちしています。
スケジュール
開会の辞(13時)
瀧田浩(二松学舎大学文学部長)
趣旨説明「幽霊の「場所」を問うこと―アフターコロナを見すえて」(13時5分)
小山聡子(二松学舎大学文学部教授)
怪談語り(13時20分)
川奈まり子(怪談作家・怪談師)
第一セッション「幽霊が現れるところ」(13時50分)
「中国宋代の鬼(幽霊)の居場所」
田中正樹(二松学舎大学文学部教授)
「ここにいない幽霊―1950年代日本文学における徴候」
山口直孝(二松学舎大学文学部教授)
「憑くこと、写すこと―心霊写真と交霊会」
前川修(近畿大学文芸学部教授)
休憩(15時5分)
第二セッション「アジアの中の英雄・英霊・神」
「英雄・怨霊・神―三国志の関羽の場合」
伊藤晋太郎(二松学舎大学文学部教授)
「軍神と英雄―日本とインドネシアの戦没者の比較」
林英一(二松学舎大学文学部専任講師)
「台湾で「鬼」になった日本人」
藤野陽平(北海道大学大学院国際広報メディア・観光研究院准教授)
休憩(16時30分)
総合討論(16時45分)
司会 松本健太郎(二松学舎大学文学部教授)
閉会の辞(17時25分)
江藤茂博(二松学舎大学学長)
申し込みは、下記のURLかQRコードからしてください。
https://forms.gle/DMPJQGo35f4R7SCZ8
チラシのダウンロード(PDF)
お問い合わせ先
二松学舎大学文学部 文学部シンポジウム実行委員会
〒102-8336 東京都千代田区三番町6-16
メール yureinorekishibunkagaku@gmail.com