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新型コロナウイルス感染拡大防止のための二松学舎大学の活動基準について

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止への対応として行われた緊急事態宣言が5月25日に解除されて以降、それまで制限されていた様々なことが緩和されてきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響が収束に向かうには、まだ暫くの期間が必要になると考えられます。
 こうした状況の中、本学は、同ウイルス感染症の状況を注視しながら、本来の教育活動を徐々に再開し、真摯に学修に取り組んでいる学生の皆さんに高等教育機関としてより質の高い教育研究活動を提供すべく、段階的に通常の大学運営に戻して参りたいと考えています。
 もちろん、今後予想される同ウイルス感染症の感染の再拡大等を念頭に置き、今後の状況に慎重に対応しつつ、学生の皆さんや教職員の健康と安全に配慮しながら、教育研究活動等を行う必要があります。
このため、本学は、次のような考え方のもと、秋セメスターの教育研究活動等に取り組んで参りますので、ご理解とご協力とを賜りますよう、お願いいたします。

1.「新型コロナウイルス感染拡大防止のための二松学舎大学の活動基準」の策定
 新型コロナウイルス感染症の状況に応じて適切な対応がとれるよう、「新型コロナウイルス感染拡大防止のための二松学舎大学の活動基準」を策定いたしました。同活動基準は、新型コロナウイルス感染症の状況を「段階0~段階4」の5段階に区分し、各段階に応じて本学の教育研究活動等について所定の対応を行うことを目的に策定されたものです。
 秋セメスターは、同活動基準に則って本学の教育研究活動等を運営して参ります。
 ※同活動基準は2020年8月5日付けで策定(2021年4月改訂)。本学の学生及び教職員には周知し既に運用しています。



2.秋セメスターの授業について
 今年度は、秋セメスターについてもオンライン授業を継続しますが、「活動基準」に則り、感染防止策を充分に講じたうえで、対面授業を併用する形で授業を実施します。具体的には、オンライン授業を教室から配信し、その授業を行っている教室で、受講人数を制限した上で対面でも受講できるようにするものであり、オンラインと対面の併用型の授業展開を予定しています。状況が収束に向かうようであれば、制限している受講人数を段階的に増やして行く予定です。また、このような形で対面授業を再開したとしても、今後の感染症の状況によっては、再度オンライン授業のみの形態に切り替えることもあります。
 なお、地方出身者で現在実家に戻っているなど通学圏内に移動することが困難な方は、無理をして上京する必要はありません。

 ※対面授業への出席については、学生の意向を尊重します。対面型授業を実施できる場合でも、前述のとおり、秋セメスターもオンライン授業を継続(対面との併用)しますので、オンラインのみでの受講が可能です。

3.学内への入構について
 学生・教職員の健康・安全を考え、新型コロウイルス感染症が終息するまでは、状況による程度の差を設けながら入構制限を実施します。
 原則として、入構には大学の許可が必要になります。具体的には、授業の受講など入構の必要性が高い学生に限定するような形をとりながら、状況に応じて段階的に制限を緩和していく予定です。

(1)入構の基本原則
 1) 登校前に、自宅にて必ず検温すること。
   ※発熱や体調不良を感じた場合は、登校せず、自宅での待機・静養を徹底してください。
    通学中に発熱や体調不良を感じた場合は、自宅に引き返してください。
 2) 通学時、入構時(学内滞在時)には、必ずマスクを着用すること。
 3) 学内入構時、体温測定器によるチェックを行うこと。
   ※体温が高いとの結果が出た場合、体温計による検温をしていただきます。
    その結果、発熱が確認された場合は、帰宅していただくことになります。
 4) 学内入構時、滞在時は、手指の消毒や手洗いを徹底すること。
 5) 学内滞在時は、三密(密閉・密集・密接)の回避に努めること。
 6) 授業等、学内での用件が終了したら、速やかに帰宅すること。

(2)入構禁止の該当事項
 1) 体温が37.5度以上の場合(自身が発熱を感じている場合も同様)
 2) 風邪のような症状など体調不良を感じている場合
 3) 息切れや強い倦怠感がある場合
 4) 発熱や風邪のような症状で受診したり服薬している場合
 5) 14日以内に感染者、又は感染が疑われる者と濃厚接触している場合
 6) 14日以内に海外から帰国した場合又は海外から帰国・入国した者と濃厚接触している場合

4.秋セメスターにおける課外活動について
 春セメスター期間中は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、課外活動は全面的に禁止していました。
 秋セメスターについては、新型コロナウイルス感染症の状況に応じ、三密防止や感染予防を徹底することを前提に、「活動基準」に則り制限事項等を設けながら、状況に応じて段階的に課外活動を認めていく予定です。
 ただし、今後の感染の状況によっては、再び自粛要請や禁止する場合もあります。

以上
二松学舎大学