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柏キャンパスにて、夏休みこども研究会「大学教授と奈良絵本を読む」を開催しました

8月4日(土)・5日(日)、東葛地区の地域文化振興の一環として、昨年に引き続き柏キャンパスで、本学地域連携室主催、柏市教育委員会・我孫子市教育委員会・松戸市教育委員会・鎌ケ谷市教育委員会・流山市教育委員会・野田市教育委員会の後援による「夏休みこども研究会」を開催しました。

「大学教授と奈良絵本を読む」をテーマに、小学生(4年生以上)を対象としたこの研究会。本学所蔵の貴重本「奈良絵本」を教材に、本学文学部の教授・大学生・附属柏高校教諭が講師となり、日本の古典文学を楽しく学んでもらいながら、夏休み自由研究のお手伝いになればと、毎年実施しています。
 講演に先立ち、附属柏中学校・高等学校吹奏楽部によるウェルカムコンサートや、附属柏中学校・グローバルコース3年生の英語による学校紹介も行われました。

 4日は、磯水絵教授による講演「郷土の歴史を調べよう―平将門のこと―」、5日は、磯ゼミナール所属の大学生による奈良絵本の読み聞かせ、萩原篤夫附属柏高校教諭による授業「漱石ってどんな人?」が行われました。
 4日の磯教授の講演後「漱石アンドロイド」が登場し『坊っちゃん』を朗読、その後参加の皆様と写真撮影を行い、あまりの完成度の高さに驚きを隠せない様子でした。
 両日とも、附属図書館にて本学所蔵貴重資料である「奈良絵本」の現物や夏目漱石の直筆原稿などを見ていただきました。

地域連携室では今後も、地域文化振興の一助として、さまざまな催しを企画・実施していく予定です。