二松学舎大学 受験生サイト

日本史専攻

古代から近現代までの
日本の歴史を探究する。

学びの特長

  • 史料を読めるようになる。

    古文書からオーラル・ヒストリーまで、読む・聞くための知識と技法を修得します。
    3年次からはゼミナールを中心に専門領域を深めます。

  • 歴史の現場を訪れる。

    フィールドワークを通して史料や伝承に触れ、想像力と行動力を養います。

  • 歴史学の考え方を身に付ける。

    論理的・系統的に思考し、他者に説得力をもって伝える力を培います。

先生が語る! 日本史の面白さ

キャンパスの立地を活かして
「歴史しましょう」!

九段キャンパス周辺は日本の戦争の記憶の貯蔵庫。
歩いて、見て、資料を手に取り、
考え、感じながら歴史を学んでほしい。

日本近現代史について研究

林 英一 准教授

日本近現代史を専門に研究しています。20歳の夏にインドネシア共和国で元残留日本兵に出会い、その語りに衝撃を受けました。以来、日本に帰国せず、アジア各地に離散した1万人と推定される残留日本兵の歴史と記憶を明らかにすべく、国内外で文献や映像資料の収集と聞き取りを重ねてきました。九段は日本の戦争の記憶の貯蔵庫です。歩いて、見て、さまざまな資料を手に取りながら、頭で考え、心で感じながら歴史を学んでほしいです。九段キャンパス周辺には靖国神社、千鳥ヶ淵戦没者墓苑、昭和館、しょうけい館、九段会館テラスがあり、日本の戦争の記憶を受け継いでいます。そうした立地を活かした研究と教育を実践する”Kudan Studies”にあなたも参加してみませんか。

日本史専攻の推しの授業!

  • 日本仏教史②

    浄土真宗の歴史について、呪術との関係を中心に考察。親鸞の師法然、親鸞、親鸞の家族、子孫が、呪術に対してどのように捉えてきたのかを検討する。

  • 九段学

    九段キャンパスの立地を活かして歴史を実践的に学ぶ。キャンパス周辺にある第二次世界大戦の記憶を継承する施設を訪れ、「戦争と平和」について考える。

  • 日本仏教史①

    日本文化と仏教の関係について、源信の往生要集や臨終行儀の展開を中心に、絵画史料も用いながら考える。

  • 国際日本史研究
    (日本史の中の世界史)

    留学生、亡命者、対日協力者の視点で、19〜20世紀にかけての日本史を問い直す。日本と朝鮮、ベトナム、インド、中国、台湾、インドネシア、ミャンマーの関係史を学び、日本史と世界史を相補的に捉える。

  • 日本史特殊研究④
    (もののけ・幽霊・妖怪の歴史)

    人間に病気をもたらすものとして、古代から恐れられてきたもののけ、幽霊、妖怪が、歴史の中でどのような意味を持たされてきたのかを検討する。

  • 日本史特殊研究⑤
    (オーラル・ヒストリー)

    聞き取りの理論を学び、実践する。特に戦争を聞く歴史に焦点を当て、戦争の語り部のお話を伺い、口述資料を作成し、歴史叙述を目指す。

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