映画・文学・芸能・演劇と
近現代のメディアを幅広く学び、
柔軟な思考を身に付ける。
映画・文学・芸能・演劇と
近現代のメディアを幅広く学び、
柔軟な思考を身に付ける。
日常的に接している「物語」とその媒体(=メディア)を対象に、表現の特性や構造を学びます。
プロの指導者から能・狂言の実技を学ぶ等、理論面の考察だけでなく多角的に理解します。
ジェンダー等を巡る諸問題への理解を深め、メッセージを届けるプレゼンの技術を磨きます。
都心の大学の地の利を活かして
美術館や劇場などへ足を運ぼう!
アートの歴史と理論の研究が専門
足立 元 准教授
私の授業では、例えば現代アートの歴史を語るとき、現在起きていることを踏まえて、過去の出来事が今の私たちにつらなっていることをとらえるよう、伝えています。また、美術でも映像でも、自分の眼で作品を見ることが大事です。古典的名著を読み、先行研究の調査も欠かせません。学生たちには、大学の近隣にあるミュージアムや映画館、劇場や図書館へ積極的に行くことを勧めています。
大学で研究を深めても、研究を実践につなげても良いと思います。学生には現時点の趣味や知識だけで生きるのではなく、歴史上に自分や社会があることを理解し、これから何をすべきかを考えられるようになってほしいです。
今日では、さまざまな領域で、言葉を超えたアート的な思考や教養が重要で不可欠だと広く認められています。本学の礎である言葉を基として、言葉を越えたものを学び、いずれ日本の文化に貢献することをめざしましょう!
能は14世紀に観阿弥・世阿弥親子によって大成され、今日まで生きた芸能として伝承されている。その普遍性の一端に触れるべく、伝統的な方式での稽古を体験し、併せて能の歴史と魅力を学ぶ。
狂言を実際に演じ、狂言の形態や発声の実体を学ぶ。古人の大和言葉の調子、所作、といった身体・言語の表現方法を体感する。また、面・装束・小道具にもふれ、日本の伝統文化を味わう。
演劇のさまざまなスタイルを経験し、発表を前提とした模擬的な稽古の過程を学ぶ。脚本をなぞる発声・演技テクニックの習得だけでなく、自己の個性を知り、主体的に演劇を創造する役者を目指す。
上代から鎌倉期までの文学における音楽場面を対象とし、当時の音楽と文学、およびその関係について学ぶ。各文学作品の基礎および当時の音楽の社会機能を理解し、文化史諸知識の統合を図る。
現在の拡張し続けるアートとその起源となった美術と写真の歴史について論じる。特に、戦争と美術をテーマに掘り下げ、 近現代美術の基礎知識を修得し、文学史や社会史とのつながりを考える。
映像制作の実践を学ぶ。基礎的な編集技術を身に付けつつ、発想を転換し、イメージを発信することを体験する。既成の概念ではなく、自分に合った表現方法を手に入れて、「今」を体現してほしい。