1年次の「基礎ゼミナール」で、プレゼンテーション練習として「自分の好きなもの」を紹介した回は特に思い出深いです。皆の注目をしっかり集め、興味を持ってもらえる、印象に残る発表にしたいと思い、力を入れて取り組みました。テーマを「熱帯魚」という身近なものに設定し、スライドのデザインを工夫、発表ではクイズを挟んで参加型にするなど、ひと味違うプレゼンテーションに。結果として先生からも良い評価をいただくことができました。将来に活き、歴史を学ぶ上でも必要な「伝える力」をこれからも磨いていきたいです。
思想・芸能文化を歴史的に考察する。
本学の伝統を活かした思想史の研究により、時代にとらわれない思考を学びます。
歌舞伎や落語などの近世芸能史を中心に、現代にも息づく芸能に触れます。
特定の分野を深めるゼミ以外にもさまざまな関連授業が展開されます。
2年次生(取材時)
貝田 瑚 さん (千葉県立千葉南高等学校 出身)
(千葉県立千葉南高等学校 出身)
1年次の「基礎ゼミナール」で、プレゼンテーション練習として「自分の好きなもの」を紹介した回は特に思い出深いです。皆の注目をしっかり集め、興味を持ってもらえる、印象に残る発表にしたいと思い、力を入れて取り組みました。テーマを「熱帯魚」という身近なものに設定し、スライドのデザインを工夫、発表ではクイズを挟んで参加型にするなど、ひと味違うプレゼンテーションに。結果として先生からも良い評価をいただくことができました。将来に活き、歴史を学ぶ上でも必要な「伝える力」をこれからも磨いていきたいです。
テレビで見た「無人島サバイバル」で、その場にあるものだけを活用して拠点を住みやすくしていく様子にわくわくしていた幼い頃。そんなとき自宅の近所にある「加曽利貝塚」を訪れ、古代の人々は刃物や銛といった概念すらない状態から文明を創り上げたことに大きな衝撃を受けたのです。それから古代の文化や人々に尊敬の念を抱くようになりました。小学生の頃には石を拾って縄文時代に使われていた「打製石器」を自作しようと試みるなど、どんどん古代史に夢中になっていったのを覚えています。
好きなことや憧れを仕事にしたいという想いが強く、将来は宿泊業や観光業に携わりたいと考えています。地域社会との結びつきの強い観光・宿泊業界では、その土地の地理や伝統を深く理解していることが強みになります。また、さまざまな国の文化や宗教、歴史的背景に関する知識は、日本を訪れる海外の方のニーズを満たすことにもつながるはずです。思想・文化史専攻での学び、ゼミナールで培ったコミュニケーション力などを活かし、夢を実現させたいです。
歴史とは何か。人間とは何か。
大いなる命題に挑戦します。
人文地理学、近代日本の地理思想とキリスト教思想を研究
麻生 将 講師
私の授業では、私たちが日々生活しているこの空間を近代の人々はどのように捉え、想いを巡らせながら生きていたのか、近代の人々が見た景色は現代の私たちにはどのように映るのか、を当時の人々が書き残した書物や記録、日記、手紙などを手掛かりに理解していきます。昔の人々が書き残した文章から書き手の思想や想いを丁寧に読み解く力を得て、そこから他者への想像力を身に付けてほしいと思います。歴史文化学科では「歴史とは何か」という問いから出発し、最終的には「人間とは何か」という大いなる命題に挑戦していきます。この問いと向き合い、考えることは社会の現状と将来を考えることにつながります。歴史を通してこそ学べるもの、得られるものを見つけていきましょう!