「観光」と「メディア」をめぐる
錯綜した関係を分析し、
未来の都市文化/
地域文化をデザインする。
「観光」と「メディア」をめぐる
錯綜した関係を分析し、
未来の都市文化/
地域文化をデザインする。
バーチャル観光、ぬい撮り、インスタ映えスポット・・・。
観光現象の最新事例に着眼し、それらを社会学的に考察します。
国内外の都市空間をフィールドとした調査を実践することにより、
現代文化が生成する場としての「都市」の実相に迫ります。
外部の企業や自治体と連携しながら、社会課題を発見し
それを解決するための企画力を修得します。
文化や歴史など、観光に関連する
他分野を
幅広く学べる点が魅力です。
観光社会学、都市観光論について研究
堀野 正人 教授
観光は宿泊や交通、飲食、みやげといった関連産業だけでなく、社会や文化のさまざまな分野と関連して成り立っています。近年でいえばアニメの聖地巡礼やオンラインツアーなど、インターネットの発達から生まれた新たな観光も少なくありません。私の授業ではそうした具体的な事例を取り上げ、教員と学生が互いに問いを投げかけ議論する場を作ることを重視。そこから新たな気づきが生まれるように心がけています。
具体的な地域の観光資源を取り上げ、地域への影響や社会的・文化的背景を考察。観光研究における「観光まちづくり」のあり方を理解し、学際的な視点から地域の課題解決に必要な基礎知識を修得する。
マスメディアの歴史と特徴を知り、文化との関係を考える。また、インターネットの登場により、マスメディアをめぐる問題の変容、SNS上での扱いを理解し、脱マスメディア化が進む文化や社会を考察する。
旅や観光現象に関する基礎的な知識と、それらを特徴づける社会・歴史・文化・哲学的な観点を学ぶ。身近な事柄や余暇、旅行に関する視野を広げ、より理論的に考えるための基本概念を理解する。
ゴジラというキャラクターを通して、文学、映画、アニメなどのメディアにおける東京をめぐる災厄の表象を考察。また、戦闘美少女のキャラクターや新海誠アニメに描かれる女性像なども包括的に検討する。
文化的なコンテンツの消費を可能にする社会構造について、マスコミ研究や文化産業論との関連を学ぶ。また、人々の嗜好や価値観、消費行動、トライブ文化が形成されるメカニズムをアニメ文化を事例に考える。
東アジアにおける特定の都市を舞台として設定し、PBL形式で3~4人が一組となって現地の歴史・文化に関する文献調査を行う。また、それをもとに映像作品を制作する。体験プログラムも実施予定。