大きな視座からこれまでの
世界の動きを学ぶ。
大きな視座からこれまでの
世界の動きを学ぶ。
歴史・文化・交流の領域から、東洋・西洋に関する基本的な知識を身に付けます。
世界のさまざまな事象について、多角的な思考力を持つことで、より幅広く考えます。
分析力・論理力・説得力を涵養することで、国際化する社会で主体的に活躍します。
Carpe diem(その日その時を大切に)
異文化(他者)に開かれた窓を増やしてください。
西洋史について研究
野村 啓介 教授
フランス第二帝政の政治史研究を皮切りに、同時代のフランス地域史、ワイン文化史、日仏外交史などの研究に取り組んできました。研究経験を欧米・アジア史専攻での教育実践に活かすのはもちろんですが、西洋史という角度から異文化理解を深めてもらうことに留意しています。日本語への翻訳・通訳など言語の解釈問題も重視していますので、ぜひとも外国語学修にも力を入れていただきたいです。われわれにとって欧米やアジアが「異文化」という他者であることはいうまでもありませんが、過去という歴史世界もまた、現代人にとっては異文化(他者)です。グローバル化時代には、こうした異文化(他者)の理解が不可欠です。欧米・アジア史専攻では、欧米とアジアの歴史学修を通じて歴史的考察力を養い、そうした理解力を身に付けてほしいと思います。
イエズス会宣教師の来航から幕末開国期に至る欧米諸国のアジア政策を踏まえつつ、欧米人の対日理解のあり方がどのように展開したのかを考察する。
ローマ帝国滅亡以降のヨーロッパにおける諸帝国の興亡と皇帝理念の変容、および19世紀にナショナリズムが支配的になっていく史的展開を考察する。
司馬遷の『史記』から、「項羽」を選んで読む。本文以外に語釈、書き下し文、現代語訳が付いており、課題を通して学修内容を確認。中国の歴史書の体裁や内容の特徴を理解するとともに、漢文読解力を養う。
司馬遷の『史記』から、「刺客」を選んで読む。本文以外に語釈、書き下し文、現代語訳が付いており、課題を通して学修内容を確認。中国の歴史書の体裁や内容の特徴を理解するとともに、漢文読解力を養う。
ヨーロッパ外交体制がいかにしてアジア(漢字文化圏)に食い込んでいったかという歴史の展開を、条約体制や旧外交から新外交への転換といった観点から検討する。
日中政治ではなく、日中文化関係を考える。明治時代以前の日中文化関係の確認、過渡期の日中文化関係の明確化、日清戦争後の日中文化関係のまとめを行う。各テーマの先行研究など、資料を読み解く。