日本語の「これまで」と「いま」を知り、
これまで意識しなかった
日本語の「なぜ」を追究する。
日本語の「これまで」と「いま」を知り、
これまで意識しなかった
日本語の「なぜ」を追究する。
文法や敬語、方言と共通語、外国語との比較等、さまざまな切り口から日本語の特性を捉えます。
時代とともに移りゆく日本語について、なぜ変わったのか、なぜ変わらなかったのかを考えます。
電車の中吊り広告、コンビニ等の接客の言葉、SNS…日本語を考える材料は、どこにでもあります。
「日本語学ゴーグル」を装着して
新たな視点で見てみよう!
日本語史について研究
島田 泰子 教授
古代語から現代語に至るまでの日本語の変遷が、私の研究テーマです。授業では時代ごとに姿を変えてきた日本語の実態を知り、その変遷を長期的な観点から捉えることを学んでいきます。専門知識という「日本語学ゴーグル」を装着すると、世界の見え方が変わり、身の回りのことばの「なぜ?」も「なるほど!」に変わるはず。言語の不思議をきっかけに、そこにある歴史的背景を見て取る力や、本質をふまえた着眼と洞察を身に付けてください。
国際感覚のある育成のため、異文化コミュニケーションの知識やスキルを理解し、多様な人々と対等にコミュケーションを取る方法を学ぶ。ディスカッションや発表でのコミュニケーション力向上も目指す。
国内外で行われている日本語教育の現状を把握し、日本語を外国語として教える日本語教育の基本的な知識を身につける。第二言語習得の観点から、母語の日本語と他言語の違いを検討できることを目指す。
日本語の発音を習得する方策と日本語学習者の発音の困難点を知る。音声学用語・国際音声記号の理解と運用を可能にし、日本語の音を一般の言語音の中で位置づけることを学ぶ。
対照言語学の歴史や意義を学ぶ。主に日本語と英語の事例を比較し、音声・音韻体系、文字体系などの相違点や類似点を理解する。言語学の基礎的な概念を活用し、言語現象や言語データを分析する力を養う。
日本語の変遷を通時的な観点から捉えることを学ぶとともに、日本語史研究に不可欠な基礎事項としての資料や方法に関する専門知識を修得する。歴史性に鑑みた日本語への適切な理解を身につける。
日本語の待遇表現を共時的・通時的に考察する。尊敬語・謙譲語・丁寧語などといった狭義の敬語としてはとりあげられにくい、他者への依頼や、依頼を断る際の配慮の言語表現にも注目し、待遇表現の多様さを学ぶ。