中国語や中国文学を幅広く学び、“得意”や“興味”を見つける
2年次からの専攻を決めるために、中国語や中国文学などを幅広く学びます。
「文学入門」では複数の先生が交代で講義され、多彩な内容だったので、得意分野や興味のある分野を見つけることができました。
日本文化の過去と現在を学び、それをグローバルに発信するための
国際的なコミュニケーション能力を獲得する。
英語・中国語・フランス語など外国語の習得をつうじて、
日本文化を相対化するための視点を獲得します。
※フランス語は初級レベルまでとなります。
秋葉原を舞台とするインタビュー調査、欧米諸国を舞台とする
フィールドワークをつうじて、異文化コミュニケーションを経験します。
海外提携大学への短期・長期留学によって、
国際的なコミュニケーション能力を強化します。
ちょっとした語彙の違いに
感じた疑問を、大切にしてほしい。
中国語について研究
仙石 知子 講師
中国近世の小説を題材にして、中国家族のあり方について考えています。前漢の劉向が書いた『列女伝』と、清代に書かれた『東周列国志』の比較から中国社会における悪女像の変遷について分析しています。前者は漢文訓読で読み、後者は原文で読んでいます。特に漢文訓読は日本で考案された独自の読み方。理解もしやすく音の響きも素晴らしいこの読み方で、日本の古典にもなっている漢文の面白さを学生にも感じてもらうよう心がけています。
3年次生(取材時)
高安 勇冴さん (共栄学園高等学校 出身)
(共栄学園高等学校 出身)
2年次からの専攻を決めるために、中国語や中国文学などを幅広く学びます。
「文学入門」では複数の先生が交代で講義され、多彩な内容だったので、得意分野や興味のある分野を見つけることができました。
授業や課題の内容もより難易度が高くなってきます。
自分自身の知識も増え、より専門的な内容も多くなって、学ぶ面白さを感じられるようになりました。
さまざまな参考書籍を読み、まとめあげる力を鍛える毎日です。
日本から中国に輸出したアニメや漫画の作品は、日本とは異なる受け止め方がされることもあり、その理由を研究しています。
卒業論文のテーマを決める際、ゼミの先生に相談したところ、自分が好きな作品をテーマに深く調べてみては、というアドバイスをいただきました。高いモチベーションで取り組むことができそうです。
岸本斉史の『NARUTO』です。
中国でも人気の高い作品で、コスプレをする人もいます。
忍者という日本独自の存在がモチーフとなっているので、海外の人から見ると、想像がつかない世界観に魅了されるのだと思います。
私自身は、どんな状況でもあきらめず、仲間とともに試練を乗り越えて成長していくストーリーが大好きです。
卒業論文の準備です。
アニメ作品「NARUTO」をテーマに研究を進める予定にしています。
中国と日本では価値観や習慣が異なることも多い中、なぜ「NARUTO」は中国でも人気があるのか、どのような表現の変化があるのかなどを調べていきます。日本の作品だけでなく、中国で人気の作品なども調べるために、今後も中国語、中国の文化、歴史などについてより深く学びたいです。