本学の原点が、
さらにグローバルへ
二松学舎大学の原点は、
私塾として始まった漢学塾「二松学舎」です。
その後、漢学塾から中国文学科へと
二松学舎の学問を受け継いできました。
そして更にいま21世紀に、国際日本・中国学科として、
その知の伝統は継承されます。
国際日本・中国学科は、これからのグローバル化社会で活躍する人材育成を目標として、日本の文化が大きな影響を受けた中国古典、その日本的な受容と展開、そして今に至る日本と中国、さらには東アジアの文化と社会を学ぶ学科です。
本学科が育てる人材
現代の日本社会は、経済の大きな変化、世界各地でのテロや紛争など、
世界の動きと避けがたく連動し、また相互性を持ちながら激動しています。
しかし、戦乱を含む文化の交流・衝突は、古代より途切れなく続いてきたものでもあり、
日本と隣国である中国・朝鮮、そして更に東アジアという大きな視座から、来し方を振り返ることは、
次の未来、21世紀以降の世界とその文化を考えることに繋がることとなります。
本学科では、日本社会にとどまらず、世界とどのように向き合うのかが問われる現代社会で、広く東アジアの文化を見つめ直し、世界に通じる人材を育てることを目指します。
本学科の学び
これまでの二松学舎大学文学部中国文学科のカリキュラムは、中国文学だけでなく、
東アジアの言語、比較文学文化、中国古典学、日本漢学、書芸術、日本学などを
対象としていましたが、それは変わりません。
また、従来からの選択科目群にあった
「東アジアの文化と社会」や「国際日本学」の領域においては、
これからも充実した学びを提供します。
これらの学問領域を学科名称に反映したのが、
「国際日本・中国学科」という名称です。