水木かおるコーナーについて
「アカシアの雨がやむとき」(西田佐知子)、「くちなしの花」(渡哲也)等ヒット歌謡曲の作詞家として、又、附属沼南高等学校校歌の作詞者として著名な、水木かおる氏(本名 奥村聖二、二松学舎専門学校第17回卒)の旧蔵書、約一万二千冊(雑誌・レコード等を含む)を、令夫人奥村睦子氏より、本学へ、寄贈の申し出がありました。本学では「水木かおるコーナー」と命名し、附属図書館(柏)内に開設いたしました。
学生諸君をはじめ、広く一般の皆さまにご利用いただければ、幸いです。
学生諸君をはじめ、広く一般の皆さまにご利用いただければ、幸いです。
平成23年5月
二松学舎大学附属図書館長 磯水絵
二松学舎大学附属図書館長 磯水絵
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水木かおる氏プロフィール
水木かおる氏プロフィール

1926(大正15)年7月14日、東京府奥多摩郡落合町に生まれる。
昭和22年3月、二松学舎専門学校卒業(第17回)、文芸通信社を経て、昭和33年日本グラモフォン(現ポリドール)に専属入社、作詞活動へ(昭和56年同社退社後フリーに)。
昭和37年度日本レコード大賞特別賞の他、日本レコード大賞新人賞、藤田まさと賞、日本作詞大賞優秀作品賞、日本レコード大賞功労賞を受賞。
1998(平成10)年7月4日没、享年71歳。

主要作品
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朝な夕な呼ぶもの 水木かおる

水木氏が通っていたころの校舎(昭和20年代)
大体学校の授業と云うのは、或る程度教えて道をつけたら、あとは自分でやれと云うのであろう。最後まで教えてもらったことは先ず記憶にない。
だから、「論語」も「孟子」も「十八史略」も「唐詩選」も「文章軌範」も「源氏物語」も「平家物語」も「古事記」も・・・・・・すべて学舎で教えをうけたそれらは例外なく中途半端のまゝで終っている。
だが、あちらこちら裾かじりの鼠式学問でありながら、それはやがて卒業してから、あて がわれたものでなく自分で選みだした書物に就いては一應完読させてくれるだけの力を与えてくれていた。私においては「閑吟集」であり「梁塵秘抄」であり「松の葉」であり「山家鳥蟲歌」であった。これらの書物は歌謡集のため、前掲の書物よりはずっと内容的に軽く通読しやすく、且つ内容が非常に身近なことを歌っているのが大半なので、私のような俗塵の巷にいるものには取っつきやすかったからであるが――
然し、人生半ばをとうにすぎ、柩に釘打つ音を近くに感じだしてくると、どうも落ちつかない。あの読みのこした、私の「論語」が「孟子」が朝な夕なに呼んでるような気がしてならないのだ。「論語」「孟子」は扨ておいても「唐詩選」だけは読み通しておきたい。亦、「平家物語」も「灌頂巻」までは・・・・・・そういう思いがしきりにするのだ。
今日まで生きる上での俗事にまぎれすぎて、それに精いっぱいで、こころを頭を澄ませる 余裕などとてもなかった。そのことを悔いても仕方がない。たゞ、今、その遙かなる呼び声 を聞いた上での、これからの残された日々は大切にしたいと思う。
(昭和59年11月1日桃李書院発行『書窓』第443号より)
交通のご案内
開室時間等のご案内

図書は、館内でしたら自由に持出して閲覧できますが、館外貸出しはできません。
平日は9:15~18:55、土曜日は9:15~16:00まで開室しています。
図書以外の旧蔵資料(雑誌2,085冊、レコード1,438点、ビデオ279点、カセット333点、CD344点、愛用品等377点)は、左隣「法人資料室」(通常閉室)に展示しています。
入室希望者は、カウンターに申し出てください。
二松學舍大学附属図書館(柏)
〒277-8585 千葉県柏市大井2590
Tel.04-7191-8758/Fax.04-7191-6405
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