学部・大学院

ゼミナール紹介(国文学科)

国文学科

初めての『日本霊異記』。

わが国最初の仏教説話集『日本霊異記』は古代人の生活意識を知る上で貴重な資料とされる。その『日本霊異記』を読むことで、当時の人々の精神のありようを探る。上代文学①ゼミナール 多田 一臣

例えば万葉研究から現代の歌をみる。

『万葉集』を教材に、書かれ・歌われ・読まれた「歌」とは何かを考える。その上代和歌研究を、例えば現代の歌謡曲・J-POPを分析することに生かして、双方向から歌を考えてみる。上代文学②ゼミナール 塩沢 一平

あなたの知らない『枕草子』。

『枕草子』を教材に、平安文学を読み解くために必要な史実背景・和歌などの当時の教養を身に付ける。また、文学作品への取り組み方、本文に向き合い探求していく力を培う。中古文学①ゼミナール 原 由来恵

平安時代のリアルな人間模様を学ぶ。

『大和物語』は週刊誌的な側面が強調されやすいが、実話性が高いからこそ真実の人間の姿が垣間見られる。史実の掘り起こし作業を通して、和歌が詠まれる場について考える。中古文学②ゼミナール 山崎 正伸

『宇治拾遺物語』ゆかりの地での合宿で理解を深める。

古典文学研究には豊かな知識と想像力が必要である。高校までに得た知見だけでは正しい理解にたどりつけない。調べに調べることが大切で、百科全書的な知識が重要である。中世文学①ゼミナール 磯 水絵

アニメ・映画にもなった『百人一首』の魅力は?

秀歌撰『百人一首』の和歌を丹念に読解するだけでなく、カルタ・アニメ・映画などさまざまな楽しまれ方についても理解を深める。夏休みの合宿では、京都市内にある作品の舞台を見学する。中世文学②ゼミナール 五月女 肇志

近世の文学・文化に浸る2年間。

近世文学に対する研究基礎能力の養成や研究上の常識の獲得、近世の文学環境・思潮などの理解の深化を目指す。また、江戸史跡探訪や歌舞伎・文楽鑑賞を課外活動として実施する。近世文学①ゼミナール 白井 雅彦

みんなで読むと発見がある。

二葉亭四迷から村上春樹、伊坂幸太郎まで、日本近・現代文学を代表するテクストを全員で毎週1本ずつ読み進める。発表は個人で行い、それに対して質疑応答を加える形式。近代文学①ゼミナール 五井 信

近代・現代の小説を研究する。

春セメスターは、柴田翔・倉橋由美子・真継伸彦らの諸作品を扱い、「政治と文学」で葛藤する大学生の心情を探る。秋セメスターは、大西巨人の傑作『神聖喜劇』を精読、変革の精神に触れながら、文芸の根源を問う。近代文学②ゼミナール 山口 直孝

現代文学への挑戦。

主として1990年代以降の文学作品の中から、各自で作品を選び、論議を通じて、現代における「文学の存在意義」を考える。自ら「問題」を探しに行く積極的な姿勢を強く求める。近代文学③ゼミナール 荒井 裕樹

ジャンルにとらわれない作品研究が特徴。

『白樺』関連の文学者(志賀直哉・武者小路実篤・有島武郎・里見弴ら)の作品を取り上げ、同時代などの歴史的観点と実証作業に重点を置きながら作品研究を行う。近代文学④ゼミナール 瀧田 浩

言葉の分析方法を習得する。

日本語に関する「これまで」と「今」を見渡し、言葉のさまざまな姿と振る舞いを分析する。そのために必要な調査方法や理論について、専門的な知識とスキルを身に付ける。日本語学①ゼミナール 島田 泰子

日本語に関連する問題を考察する。

日本語 の文法、敬語、方言、文字・表記、音声・音韻などに見られるさまざまな問題について詳しく考察する。その過程で、「言葉」に関するデータを整理・分析する姿勢を身に付ける。日本語学②ゼミナール 森野 崇

能を実際に謡い、舞う。

能の実技(謡と舞)を学び、600年の伝統の中で培われた日本 の叡智を体得する。ほぼ全員が初心者だと思うので、基礎の第一歩から少しずつ学ぶ。卒業課題は論文ではなく発表会。日本芸能①ゼミナール 中所 宣夫

狂言の小舞・小謡を実践する。

1660(万治3)年完成の一子相伝の書『わらんべ草』の教えをもとに狂言を学ぶ。それらを踏まえ、実際に狂言や小舞・小謡を実践し、自己表現方法を確立する。古典芸能②ゼミナール 大藏 吉次郎

歌舞伎や落語を鑑賞する授業も。

近世の芸能・文化に関わる文献を講読する。近年は名古屋の都市風俗記録『猿猴庵日記』を翻刻で読み、内容について考察している。ほかに伝統芸能の鑑賞も行っている。芸能文化ゼミナール 中川 桂

さまざまな表現領域に、関心を向ける、そして新たな表現領域に挑戦する。

まずは理論書を数冊読むことで分析の理論や方法論の基本を身に付けて、それらを活用しながら 自在な分析力や論理力を磨く。また、創作も含むさまざまな領域にも、挑戦できる表現力を身に付けてもらう。そうした知的な旅に出かけよう。

映像メディア①ゼミナール 江藤 茂博

※2019年度から都市文化デザイン学科のゼミナールとしても開講します。

メディアをデザインできる人を目指す。

「理論」と「実践」とを往還する過程を通じて、現代文化を読み解くためのリテラシーの獲得を目指す。最近では理論的な研究のみならず、地域社会との連携を前提とする、より実践的な活動にも力を注いでいる。

映像メディア②ゼミナール 松本 健太郎

※2019年度から都市文化デザイン学科のゼミナールとしても開講します。

テレビ番組と視聴者の関係を分析する。

テレビは「いま」を映しだすメディアである。その特性を意識しながら、メディアと視聴者のコミュニケーション設計のモデルとして放送中のテレビ番組を使い、分析の実践を行う。

映像メディア③ゼミナール 谷島 貫太

※2019年度から都市文化デザイン学科のゼミナールとしても開講します。

平安貴族の精神世界を探究する。

平安貴族は目に見えない「敵」である物気(もののけ)にどう対処しようとしたのだろうか。『紫式部日記』や『栄華物語』などを読み解き平安貴族の精神世界を探る。日本文化①ゼミナール 小山 聡子

「好き・愛する・恋する・ほれる」とは?

このような類義語の問題を明らかにすべく、辞典や研究書を批判的に読み進める。日本語コミュニケーション①ゼミナール 林 謙太郎

日本語教員に必要な全てを伝える。

40年におよぶ日本語教員の経験と十数年の韓国での韓国語・日韓対照言語学の研究・日本語教授の経験の全てをこのゼミナールで伝えていく。日本語コミュニケーション②ゼミナール 渡邊 了好

国文学科 / 中国文学科(共通)

夏目漱石とシェイクスピアの共通点とは?

夏目漱石の作品を複合的な視野で読み解く。シェイクスピアの戯曲を併せて読み、西欧文学との関連や対比を考え、時代やジャンルを越えた翻案や二次創作について理解する。日・欧米比較文学・文化ゼミナール 増田 裕美子

韓国ドラマで、韓国語を極める。

韓国ドラマの映像を観て台詞を聞き取りシナリオを読むことで、韓国語の表現の正しいニュアンスを理解し、自然な会話を学ぶ。また、韓国文化や韓国人の考え方にも踏み込む。日・韓比較言語・文化ゼミナール 塩田 今日子

日本語と中国語を両面から研究する。

現代中国語の読解力および表現力を養う。最終的には、中国語の原書を読むことによって、中国語教育・日本語教育・日中対照言語学の研究ができることを目標とする。日・中比較言語・文化ゼミナール 永井 鉄郎

東アジア文化の世界的交流の歴史を考察。

儒教文化・食文化・医療文化の三つのテーマから、中国文化を中心に、16世紀から現在に至るまで西洋における東洋文化のグローバル化の問題を考える。


日・中比較言語・文化①ゼミナール ヴィグル・マティアス

※2019年度から都市文化デザイン学科のゼミナールとしても開講します。