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文学部 国文学科 特別招聘教授 : 多田 一臣 (ただ・かずおみ) TADA Kazuomi

最終学歴 東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専門課程修士課程修了
学位 博士(文学)(東京大学)
専門分野 日本古代文学・日本古代文化論
最近の研究課題 『万葉集』の語彙について語誌的研究を進めるとともに、柿本人麻呂の評伝の作成、また『古事記』の注釈的研究を同時に行っている。いずれも数年以内に成果を刊行する予定。
主な研究活動 主な業績
著書
  • 『大伴家持 古代和歌表現の基層』(単著、至文堂、1994年3月)
  • 『日本霊異記 上、中、下』(ちくま学芸文庫)(単著、筑摩書房、1997年11、12月、1998(平成10)年1月)
  • 『古代文学表現史論』(博士学位論文)(単著、東京大学出版会、1998年12月)
  • 『額田王論―万葉論集―』(単著、若草書房、2001年5月)
  • 『万葉集全解1~7』(単著、筑摩書房、2009年3月~2010(平成22)年3月)
  • 『古代文学の世界像』(単著、岩波書店、2013年3月)
  • 『万葉語誌』(共著、筑摩書房、2014年8月)
  • 『『古事記』と『万葉集』』(単著、放送大学教育振興会、2015年3月)
学術論文
  • 「母の甜き乳をめぐって」(単著、『上代文学』第109号(上代文学会)、2012年11月)
  • 「怨霊譚二題」(単著、『二松』第29集(二松学舎大学大学院文学研究科)、2015年3月)
  • 「人文学の活性化のために考えておくべきこと 日本の文学部より」(単著、『文学部の逆襲』(風媒社)、2015年3月)
  • 「大三輪高市麻呂と伊勢行幸」(単著、『大美和』第129号(大神神社)、2015年7月)
  • 「伝承の恋 ウナヒヲトメについて」(単著、『恋する人文学』(翰林書房)、2016年3月)
  • 恋のことば(単著、悠久145号(鶴岡八幡宮)、2016年4月)
  • 『日本霊異記』をどう捉えるか(単著、説話文学研究51号(説話文学会)、2016年8月)
  • 国語教育の危機(単著、『おかしいぞ国語教科書』笠間書院、2016年11月)
  • 古代文学の中の「猫」(単著、礫339号・340号(礫の会)、2017年1月・3月)
主な活動

古代文学を、その表現の流れを中心に、全体的に捉えることを目標にしている。 現在の研究活動は、上記の「研究課題」に記したとおりだが、『万葉集』の語彙の研究は、万葉語誌研究会を組織して、共同研究を行っており、その成果は昨年『万葉語誌』(筑摩書房)として刊行された。柿本人麻呂の評伝の作成は、人物叢書(吉川弘文館)のためのものだが、『万葉集』以外には直接的な資料の存在しない人麻呂を、どのように歴史の中に定位していくかについて模索中である。もう一つの『古事記』の注釈的研究だが、これは評釈のスタイルで、従来の『古事記』の注釈書とはやや違った方向性を目指したいと考えている。数年後に刊行予定。なお、本年度から、放送大学(ラジオ)で「古事記と万葉集」と題する講義が開講された。『古事記』と『万葉集』とが、ともに古代宮廷史への志向をもっていたことなどを論じている。

所属学会

古代文学会、上代文学会、古事記学会、風土記研究会、日本文学協会、東京大学国語国文学会

その他

(人間文化研究機構)国際日本文化研究センター運営会議委員 ~平成28年3月
放送大学客員教授
一般財団法人杉並能楽堂理事
上代文学会賞(第4回)受賞

担当科目名
  • ゼミナールⅡ
  • 基礎ゼミナール(国文)
  • 国文学演習①A
  • 国文学演習①B
  • 日本文学講読①A
  • 日本文学講読①B