募金協力についてのお願い

学校法人二松学舎 理事長 水戸英則

 二松学舎は、学祖中洲三島毅により、漢学の教授による人格の陶冶を目指し「漢学塾二松学舎」として創立され、2020年10月10日に創立143年目を迎えます。現在の二松学舎は、二松学舎大学と2つの附属高等学校(九段・柏)、及び附属柏中学校からなる学生生徒約5,200名を擁する学園に発展しております。このように、建学の理念を堅持しつつ、更に時代の要請にかなう「不易流行」の精神で教育事業を展開できておりますことは、偏に関係の皆様方のご支援の賜物と深く感謝申し上げます。

 本学は創立140周年時に2030年の本学のあるべき姿として「N’ 2030 Plan」を策定し、公表致しました。本プランでは、育成する人材像を「日本に根ざした道徳心を基に、良質な知識と英語・中国語等語学力を身に付け、我が国の歴史と文化を理解し、かかる知識を背景として、よりよき社会を実現する目標を持って、グローバルに活躍する逞しい人材」と定義し、「知識・スキル・人間性」を三位一体とした総合能力を育む教育体制の構築と、「より優れた私立学校へのレベルアップ」を目標としております。

 このため、第4次産業革命によるAI、IoT等の技術革新や昨今のグローバル化の進展等をはじめとした、変化の激しい時代の中、ICT環境の大幅な拡充、実践的な教育内容への転換、海外留学等を含む国際交流活動の推進、奨学金制度等の充実による学生支援の改善などを継続して実施しております。

 また、現在、新型コロナウイルスが世界規模で猛威を振るい、社会経済へも大きな影響を及ぼしておりますが、二松学舎も例外ではなく、感染拡大を防止しながら学生生徒の学びの機会を維持・確保するため、今年4月から大学、両附属高校、中学校など全学的にオンライン授業等を導入しております。更に、入構時の発熱者検知用サーモグラフィー装置、受付窓口飛沫遮断フィルム、ソーシャルディスタンス確保のための誘導器具設置等の物理的対策も講じてまいりました。なお、大学につきましては、全大学生並びに大学院生を対象にICT環境整備や生活支援を目的とした特別支援金(学生1名当たり5万円、総額約1.5億円)の緊急給付等も実施致しました。

このような事業の推進には財政基盤の充実が必要となりますが、学納金や補助金に頼るだけでは厳しいのが実情でございます。皆様におかれましては趣旨をご理解いただき、教育環境の整備・充実へのご支援を賜りたく、ご協力のほど、心よりお願い申し上げます。

学校法人 二松学舎 理事長 水戸英則

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