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理事長トピックス

附属高等学校第99回夏の甲子園出場 祝勝会・壮行会での理事長挨拶

7月29日(土)、九段1号館中洲記念講堂で行われた、附属高等学校野球部の第99回夏の甲子園出場祝勝会・壮行会での、水戸理事長の開会のご挨拶を掲載いたします。


野球部選手諸君および関係者の皆さん、2回目の夏の甲子園出場、誠におめでとうございます。

2014年、3年前、初の夏の出場を果たしましたが、これほど早く、夏の甲子園2回目の出場が来るとは思いもかけないところです。

祝勝会の最初から裏話で恐縮ですが、今年の3月、附属柏中・高等学校の卒業式が終了して、野球部合宿所訪問時、市原監督にばったり会いました。監督が開口一番、今年は調子が上がっていません。夏はあまり期待できないと、内々聞かされました。私も仕事柄いろいろな人に会いますが、必ず、今年の甲子園はどうですかと聞かれ、あまり期待できないと、答えていました。

しかし、どういうことでしょう。全くうれしい誤算でした。春の大会以降、チームは調子を上げてきて、今回見事優勝して栄冠を勝ちとったわけです。その戦いぶりを振り返りますと、初戦から決勝戦の6戦目までコールド勝ちが3回とまさに破竹の勢いで勝ち抜いて参りました。特に準決勝では宿敵の関東第一に8対1とコールドで一蹴、堂々たる勝利です。大いに溜飲を下げたところです。また決勝戦は、東海大高輪を相手に、これも9対1と圧勝しました。安心してみていられる試合でした。市川投手、最後までよく投げました。打線は切れ目なく、どこからでも、爆発しました。素晴らしい試合を展開しました。 

今回の輝かしい功績は、野球部選手諸君、市原監督、コーチ陣の弛まぬ練習と努力の結果であり、これに加え生徒全員の応援、本城校長並びに野球部後援会のバックアップがあったからだと思います。改めて敬意を表するとともに、二松学舎関係者全員に、再び大きな自信と誇りを与えてくれたことに感謝致します。
 
 次はいよいよ本番の甲子園です。ますます精進して励んで、甲子園で一戦一戦を勝ち取り、新たな飛躍を期待いたします。松江キャプテンは、確か試合後のNHKのインタービューで、甲子園の抱負を聞かれた時に、夢は全国制覇と答えておりました。是非、この夢を実現してほしいものです。
このチームならできます。 甲子園出場誠におめでとうございます。