【日本漢学】(公社)日本易学連合会との共催シンポジウム「近代の易学と東洋医学」を開催しました

名 称 日本漢学研究センターシンポジウム((公社)日本易学連合会との共催事業)
日 時 2026年7月4日(土)
会 場 二松学舎大学1号館 201教室
テーマ 近代の易学と東洋医学

 2026年7月4日(土)、二松学舍大学日本漢学研究センターと(公社)日本易学連合会との共催シンポジウム「近代の易学と東洋医学」が本学九段キャンパス1号館201教室で、オンライン配信との併用で開催されました。当日は、本学関係者および日本易学連合会会員等を中心に、オンライン配信での聴講を含めて、約100名のご参加を賜りました。
はじめに(公社)日本易学連合会の出口清明専務理事からの開会挨拶後、二松学舍大学東アジア学術総合研究所長兼日本漢学研究センター長の町泉寿郎文学部教授にご登壇いただき、「三島中洲の易学とその周辺」と題して、三島中洲による易の認識や、大正天皇に行った『周易』の進講において千変万化する人事に易を対応させ、日本の歴史的事象を解説したことについて、ご講演いただきました。続いて、釜山大学校佔畢齋研究所学術研究教授の朴俊炫氏による「高田眞治の『天命』論」、二松学舍大学大学院博士課程(二松学舍大学日本漢学研究センター助手)の山形悠氏による「南拝山と大正・昭和期の漢方団体」、日本易学連合会副理事長の藤掛正史氏による「根本通明の易」と題して、それぞれの発表者の視点から近代の易学および東洋医学に関する研究成果についてのご報告がありました。
会場には、卦肋器(けろくき)、筮竹(メドハギ製と竹製)、掛軸(易占の時に掛ける伏犧などの聖人と神号を記したもの)、妙見菩薩立像、根本通明の『周易講義録』など、易学に関係する資料が展示され、ご来場された方々が興味深く閲覧されました。
易学と東洋医学は実践における方法は異なるものの、ともに人体を自然の一部として捉え、陰陽五行論を基盤として、中国古典に思想を依拠するなど共通点が多く、本学の建学精神「東洋の精神による人格の陶冶」にも通ずるものがあり、本シンポジウムでは、易学と東洋医学がどのような社会情勢や人物達によって展開し、変化してきたのかが確認され、非常に意義深い内容となりました。

  • 基調講演を行った
    町 泉寿郎 東アジア学術総合研究所長兼
    日本漢学研究センター長
  • 講演を行った朴 俊炫
    釜山大学校佔畢齋研究所
    学術研究教授
  • 講演を行った二松学舎大学大学院博士後期課程
    山形 悠 氏
  • 講演を行った藤掛 正史
    日本易学連合会副理事長

当日のプログラム

開会挨拶
出口 清明 氏((公社)日本易学連合会専務理事)
基調講演
「三島中洲の易学とその周辺」
町 泉寿郎 二松学舎大学東アジア学術総合研究所長兼日本漢学研究センター長(文学部教授)
講 演 ①
「高田眞治の『天命』論」
朴 俊炫 氏(釜山大学校佔畢齋研究所学術研究教授)
講 演 ②
「南拝山と大正・昭和期の漢方団体」
山形 悠 氏(二松学舎大学大学院博士課程(二松学舎大学日本漢学研究センター助手))
講 演 ③
「根本通明の易」
藤掛 正史 氏(日本易学連合会副理事長)
閉 会