| 名 称 | 日本漢学研究センター シンポジウム(日本儒教学会との共催事業) |
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| 日 時 | 2026年5月23日(土) |
| 会 場 | 早稲田大学戸山キャンパス |
| テーマ | 日本考証学派の射程―大田錦城とその学統 |
江戸時代中後期の儒学者であり、没後200年目を昨年迎えた大田錦城に関するシンポジウム「日本考証学派の射程―大田錦城とその学統」が本学日本漢学研究センターと日本儒教学会との共催事業として、2026年5月23日に早稲田大学戸山キャンパスで開催されました。
本学からは、東アジア学術総合研究所長兼日本漢学研究センター長の町泉寿郎文学部教授、陽明学研究センター長の牧角悦子文学部教授、大学院博士後期課程の大森幹太氏が参加し、その他に防衛大学校・中央大学等から著名研究者及び一般参加者約70名が参加されました。
司会は牧角悦子センター長が務め、最初に町泉寿郎所長が没後200年を超えた大田錦城に関して、その先行研究を踏まえた趣旨説明を行いました。続いて中央大学の水上雅晴教授からの研究報告では、大田錦城の経学について、金谷治の先行研究で扱っていない「九経談」巻8(詩経)について取り上げ、清学よりも宋学を参照することが多いことを論じられました。
次に、防衛大学校の水野博太講師は、明治期における大田錦城と考証学派に対する言説を広く紹介し、従来必ずしも日本考証学派に対する評価が定まっていないことを論じられました。本学大学院博士後期課程の大森幹太氏からは、大田錦城とそれを支えた下野の人々との交流について報告が行われました。町所長からの研究報告では、大田錦城が北方の対外問題に高い関心を持ち、それが中国中心でない世界認識を持つきっかけとなったこと、その世界認識が考証学と不可分であることを論じられました。
最後に、元広島大学教授の市來津由彦氏から各報告に対してコメントがあり、活発な質疑応答も行われ、盛況のうちに閉会しました。
本シンポジウムの開催は、本学の日本漢学と儒教における比較研究に有益なものとなり、学外研究者との学術交流が促進され、本学の知名度向上にも寄与し、大変有意義な機会となりました。
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研究報告を行う
町泉寿郎東アジア学術総合研究所長兼
日本漢学研究センター長 -
研究報告を行う
牧角悦子陽明学研究センター長

