【日本漢学】日本漢学研究センター 講演会「阪谷朗廬・三島中洲・渋沢栄一 ―山田方谷ゆかりの人物から考える漢学の今日的意義―」を開催しました

名 称 日本漢学研究センター講演会
日 時 2022年10月15日(土)14時~15時30分
会 場 倉敷市立美術館3階第2会議室
講 師 町泉寿郎 二松学舎大学日本漢学研究センター長・教授
演 題 「阪谷朗廬・三島中洲・渋沢栄一 ―山田方谷ゆかりの人物から考える漢学の今日的意義―」


 10月15日(土)14時から、倉敷市立美術館の3階会議室において「山田方谷の軌跡(~奇跡~)実行委員会」主催・二松学舎大学日本漢学研究センター共催による講演会「阪谷朗廬・三島中洲・渋沢栄一:山田方谷ゆかりの人物から考える漢学の今日的意義」が開かれ、招かれて3年ぶりに倉敷で講演を行った。大河ドラマ化以来の渋沢ブームが続いており、美観地区にある倉敷物語館内の備中漢学資料室では、既に5月から本学所蔵資料による企画展「三島中洲と渋沢栄一」を開催し、戻りつつある観光客から好評を博している。更に本年は阪谷朗廬生誕200年、来年は阪谷ゆかりの興譲館創立170年を迎え、地元で顕彰活動が行われている。講演会に先立ち、地元ラジオ放送「FMくらしき」にも出演して、講演会と企画展について案内した。講演会には定員を超える50人が集まり、ぜひ毎年開催してほしいとの要望をいただいた。岡山・倉敷と連携した漢学の普及啓蒙をさらに進めていきたいと考えている。 (町)

  • 町泉寿郎 日本漢学研究センター長による講演
  • 会場内