
名 称 | 日本漢学研究センター講演会 |
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共 催 | 公益社団法人日本易学連合会 |
日 時 | 2022年7月16日(土)13時30分~16時50分 |
会 場 | 二松学舎大学1号館2階202教室 オンライン(Zoom)併用 |
テーマ | 「孔子を祭る ―日本における孔子祭典―」 |
基調講演1では、本学日本漢学研究センター長の町泉寿郎教授から、中国および日本における釈奠(せきてん)の歴史や、孔子2400年にあたる1922年(大正11年)には全国各地で孔子祭が開催され、本学では当時の恩賜講堂において、三島復の祭文奉読、第3代舎長の渋沢栄一による訓諭、阪谷芳郎の講演「孔子二千四百年所感」、児島献吉郎の講演「孔子の文学」が行われたことなどが紹介されました。
基調講演2では、大阪大学の湯浅邦弘教授から、中国における孔子廟の変遷と孔子祭祀、大阪懐徳堂と孔子、孔子祭との関係について、豊富な図像やCG画像などを交えてご講演いただきました。
ディスカッションでは、湯島聖堂に残されている貴重な戦前期の孔子祭の映像視聴に続き、日本易学連合会の来歴、現代まで継承されている全国の釈奠の事例、西村天囚が孔子祭典に果たした役割などについての討論が行われ、島根大学の竹田健二教授、関西大学の陶徳民客員研究員から講評をいただきました。
コロナ禍のなか大勢の方にご参加いただき、孔子2500年を記念するに相応しい講演会となりました。
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嶌竜玄 日本易学連合会理事長による
開会挨拶 -
牧角悦子 東アジア学術総合研究所所長による
挨拶 -
町泉寿郎 日本漢学研究センター長による
基調講演(オンライン) -
湯浅邦弘 大阪大学教授による基調講演 -
司会の藤懸庚汪 日本易学連合会専務理事 -
ディスカッション① -
ディスカッション② -
竹田健二 島根大学教授による講評 -
陶徳民 関西大学客員研究員による講評 -
松本哲生 日本易学連合会副理事長
による閉会挨拶