
- 卒業生
- 山岸 楓さん
国際政治経済学部
国際経営学科 国際経営専攻
2024年卒業
(神奈川県 三浦学苑高等学校出身)
住友不動産ステップ株式会社
都心の大学だから出会えた、
経営者からの学びを糧に成長。
今の仕事行動力と丁寧さを心がけ、掴み取った新人賞
多くの人にとって、不動産の売買は人生の一大事。その大切な瞬間に寄り添い、最善のご提案をすることが、私の仕事です。最初のご提案から契約、お引き渡しに至るまですべての過程を一貫して担当できる環境に身を置いており、お客様と深く関われることが何よりのやりがいになっています。購入相談だけでなく売却の相談も多くいただくため、業務内容は多岐にわたりますが、それが私の「成長したい」という思いを強く刺激してくれるのです。不動産の売買はタイミングで結果が大きく変わりますが、諦めずにお客様が納得のいく住まいを見つけられたときは、何ものにも替えがたい達成感があります。入社1年目には、一般のお客様を対象とした不動産販売で4件以上の成約を達成した社員に贈られる新人賞を目標にしていました。電話やメールの対応、物件調査など、地道な努力を誰よりも多く積み重ねることを意識し、日々行動した結果、目標件数を上回る成約を達成し、新人賞を受賞。数字の成果だけでなく、誠実に取り組む姿勢を評価していただけたことが大きな励みになりました。新人賞の受賞は自信につながりましたが、まだまだ成長途中。これからも「人より多く動く」「丁寧に積み重ねる」という姿勢を忘れずに、着実に成長していきたいです。
学生時代都心の大学だからこそ得られた、経営者からの実践的な学び
3年次から小久保先生の経営戦略論ゼミに所属し、多くの企業経営者や役員の方による講義、グループワークを経験できました。普通に生活していたら出会えないような方々と接することができたのは、都心にある大学だからこその利点ですね。大手企業の経営者を相手に新規事業の企画・発表をするという実践的な学びを通して、論理的に考えて説明する力と、情熱で人を動かす力の両方が大切だと実感。この学びは、現在の営業活動に直結しています。特に今、私はまだ入社2年目で若いため、お客様に不安を感じさせないように心がけています。数字や資料を使って論理的に説明したり、感情的な共感を重視したり、相手や状況に応じて伝え方を柔軟に使い分けています。また、ゼミをきっかけにして参加した長期インターンシップでは、社会人の働く姿勢や時間の使い方を学びました。学生のうちに社会の空気に触れられたことで、入社後のギャップを小さくできたと感じています。
これから日々の充実のために、大学での経験を土台に一歩ずつ
二松学舎大学の魅力は、少人数ゼミをはじめとして学生一人ひとりに丁寧に寄り添ってくれるところです。キャリアセンターでも「まだ何をしたいか分からない」という段階から相談に乗っていただき、業界研究から面接練習まで丁寧にサポートしてもらいました。また、思うように活動できなかったコロナ禍の大学生活のなかで、何かに挑戦したいと思い立ち、宅地建物取引士の資格にチャレンジしました。この資格は、今の仕事にも活かせる強みになっています。こうして振り返ると、大学での経験が今の自分の土台になっていると実感します。今後は、不動産の専門知識をさらに深め、お客様に信頼される住まいのプロとして成長することが目標です。そして、仕事で成果を積み重ねることで私生活も豊かにし、旅行など好きなことを楽しむ時間を確保。オンとオフのどちらも大切にできる生き方を目指し、これからも一歩ずつ前進していきたいです。

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- 9:00~9:30出勤/開店準備、スケジュール確認
- 9:30~10:00朝礼、顧客対応準備
- 10:00~13:00顧客宅にて物件査定
- 13:00~14:00休憩
- 14:00~18:00役所調査、顧客対応で物件案内
- 18:00~20:30書類作成など社内業務
- 20:30退勤

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小久保 欣哉 教授(国際政治経済学部 国際政治経済学科)
山岸くんは常に明るく、ムードメーカーとして、周囲に気を配ってくれる存在でした。ゼミ全体でのボーリングやフットサル大会を企画するなどゼミを盛り上げてくれました。大学は卒業することが目的ではなく、卒業後に社会で活躍する土台を培うことが重要です。みなさんも山岸くんのように充実した大学生活を送ってください。



