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【国際経営学科】2023年度専門ゼミナール2B 学生が考えた新製品を企業担当者へ提案[最終回]
2024年1月16日、小具龍史教授が担当する「専門ゼミナール2B」の第20回目(最終回)の授業が行われました。
これまで、「Z世代に乳飲料を購買してもらうためのマーケティング施策の提案」という課題のもと、調査(アンケート作成)、分析(アンケート結果分析)を行ってきましたが、最終回の授業では、これまでの調査・分析結果を踏まえ、グループワークで導き出した結果をもとに、新製品の企画案と具体的なパッケージデザインまでを含むマーケティング施策を企業担当者に向けてプレゼンテーションしました。
ブラッシュアップを繰り返した自信の新企画を提案
プレゼン当日は、タカナシ乳業株式会社(本社:神奈川県横浜市)より、佐藤雅幸氏(取締役 商品本部 本部長)、高島楽氏(商品本部 商品部 第3グループ 企画担当 マネージャー)、桑原万裕子氏(商品本部 商品部 第3グループ チーフ)の3名、株式会社マクロミル(本社:東京都港区)より熊谷信司氏(マクロミル・グローバルリサーチ・インスティテュート シニアフェロー)が審査員として参加しました。
ゼミ生は約半年の間、調査・分析したデータをもとに、試行錯誤を重ね考え抜いたマーケティング施策(新製品の企画案とそのパッケージデザイン、価格設定や販売方法、プロモーション方法等)を提案しました。ビジネスプレゼンということもあり、全員スーツで参加。いつもと違う緊張感に包まれながら、各チームの提案が行われました。
どのチームの提案も素晴らしく審査は難航しましたが、逆コーヒーゼリードリンクを企画したグループ3に「タカナシ乳業賞」が、濃縮乳を使用したフルーツ乳飲料を提案したグループ2が「マクロミル賞」、濃厚みるく氷を提案したグループ4が「優秀広告賞」に選ばれ、それぞれの講評と賞品が贈られました。
ゼミ生からは「いつもとは違う雰囲気で緊張しましたが、チームで何度も考えた新製品が評価されとてもうれしいです。プレゼンが無事に終わりホッとしました」と感想を語ってくれました。みなさん、お疲れ様でした。
◆講義を終えて
さまざまな調査を通してわかったことは、「おいしそう」「おもしろい」という感想が必ずしも購買意欲にはつながらないということです。講義では、データをもとに新たな商品を企画する企画力、ビジネスの場で相手を説得する提案力はもちろん、安全性やコストといった実務的な視点を持つことの大切さも学びました。小具先生をはじめ、リサーチとデータ活用でマーケティング支援を行う株式会社マクロミルの熊谷さんから、調査・分析のアドバイスをいただき、マーケティング施策の最前線を学ぶことができとても貴重な経験になりました。(2023年度ゼミ長:酒見美咲さん)
▶前回の授業の様子はこちらから
<本件に関するお問い合わせ先>
○産学連携に関すること
二松学舎大学地域・産学連携室 TEL: 03-3261-1285
○講座内容に関すること
二松学舎大学小具龍史研究室 TEL:03-3261-1382(内線:713)
★小具ゼミナール公式HP
https://ogu-seminar-2019.amebaownd.com/
★国際経営学科PV
https://www.nishogakusha-u.ac.jp/admission/news/?contents_id=2219