| 名 称 | 陽明学研究センター 国際シンポジウム |
|---|---|
| 日 時 | 2026年6月27日(土) |
| 会 場 | 二松学舎大学1号館2階201教室 |
| テーマ | 陽明学と東アジアの近現代 |
開催報告
2026年6月27日(土)、二松学舎大学陽明学研究センター主催の国際シンポジウム「陽明学と東アジアの近現代」が本学九段キャンパス1号館201教室で開催されました。当日は、台風接近により開催が危ぶまれましたが、予定通り開催することができ、学内外の研究者や学生を中心に50名を超えるご来場を賜りました。本シンポジウムは、東京大学の小島毅教授、中国浙江省稽山王陽明研究院の銭明副院長、韓国嶺南大学の崔在穆教授、以上の国内外から三名の講師をお招きし、それぞれの異なる立場から今回のテーマである東アジアの近現代における陽明学の影響について、ご講演が行われました。
はじめに牧角悦子陽明学研究センター長から、開会挨拶および全体の趣旨説明、また、本シンポジウムの開催が当初予定していたものを変更することになった経緯の説明がありました。
各講演では、最初に東京大学の小島毅教授が登壇し、「近代における熊沢蕃山評価」と題して、塚越芳太郎より奥谷浩一に渉る近代から現代の熊沢蕃山に関する先行研究をまとめた上で、その評価の背景を考察する視点からのご講演を賜りました。
続いて、中国浙江省稽山王陽明研究院の銭明副院長が登壇し、「歴史の現場に踏み入る――中日共同王陽明遺跡調査40年の回顧」と題して、1980年代より始められた日中共同の王陽明遺跡に対する調査の発展と、その成果と意義に関するご講演をいただきました。最後に、韓国嶺南大学の崔在穆教授が登壇し、「韓国近代陽明学と日本――近代学知の『領有』風景」と題して、朱子学の影響が強かった当時の朝鮮半島の知識人の中で、日本の近代の「陽明学」思想がどのような影響を与えたのか、日韓の思想交差の視点からご講演を賜りました。
その後の総合討論では、田中正樹本学文学部教授の司会進行により、来場者からの質疑応答を交えながら、本シンポジウムのテーマである近現代における陽明学という思想の位置づけなどに関して、日中韓の三カ国の近代という時代の中での陽明学の影響は、それぞれが交渉し共通点を持ちながらも、その受容や発展において異なる点が存在し、またその評価も現代に至るまで時代と社会の影響によって変化していったことなどについて、活発な議論が交わされました。
今回の国際シンポジウムは、陽明学が東アジアの近現代においてどのように影響を与え、また評価されてきたのかを日中韓の三名の研究者が広範な視点から議論する、非常に意義深い内容となりました。
はじめに牧角悦子陽明学研究センター長から、開会挨拶および全体の趣旨説明、また、本シンポジウムの開催が当初予定していたものを変更することになった経緯の説明がありました。
各講演では、最初に東京大学の小島毅教授が登壇し、「近代における熊沢蕃山評価」と題して、塚越芳太郎より奥谷浩一に渉る近代から現代の熊沢蕃山に関する先行研究をまとめた上で、その評価の背景を考察する視点からのご講演を賜りました。
続いて、中国浙江省稽山王陽明研究院の銭明副院長が登壇し、「歴史の現場に踏み入る――中日共同王陽明遺跡調査40年の回顧」と題して、1980年代より始められた日中共同の王陽明遺跡に対する調査の発展と、その成果と意義に関するご講演をいただきました。最後に、韓国嶺南大学の崔在穆教授が登壇し、「韓国近代陽明学と日本――近代学知の『領有』風景」と題して、朱子学の影響が強かった当時の朝鮮半島の知識人の中で、日本の近代の「陽明学」思想がどのような影響を与えたのか、日韓の思想交差の視点からご講演を賜りました。
その後の総合討論では、田中正樹本学文学部教授の司会進行により、来場者からの質疑応答を交えながら、本シンポジウムのテーマである近現代における陽明学という思想の位置づけなどに関して、日中韓の三カ国の近代という時代の中での陽明学の影響は、それぞれが交渉し共通点を持ちながらも、その受容や発展において異なる点が存在し、またその評価も現代に至るまで時代と社会の影響によって変化していったことなどについて、活発な議論が交わされました。
今回の国際シンポジウムは、陽明学が東アジアの近現代においてどのように影響を与え、また評価されてきたのかを日中韓の三名の研究者が広範な視点から議論する、非常に意義深い内容となりました。
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開会挨拶・趣旨説明を行った
牧角 悦子 陽明学研究センター長 -
総合司会の田中 正樹 二松学舎大学文学部教授 -
講演を行った小島 毅 東京大学教授 -
講演を行った
銭 明 中国浙江省稽山王陽明研究院副院長 -
講演を行った崔在穆 韓国嶺南大学教授 -
総合討論(左から田中正樹教授、
小島毅教授・銭明副院長・崔在穆教授)
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記念撮影


