名 称 | 陽明学研究センター シンポジウム |
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日 時 | 2022年9月17日(土)13時~18時40分 |
会 場 | 二松学舎大学1号館2階201教室 オンライン併用 |
テーマ | 近代日本の学術と陽明学 |
開催報告
基調講演では、小島毅東京大学教授から、「陽明学は右か左か」と題し、近代以降の日本における陽明学研究の思想史的位置づけについてご講演いただきました。
第一部「陽明学研究の現在」では、山路裕氏(二松学舎大学博士後期課程)、原信太郎アレシャンドレ早稲田大学講師、大場一央早稲田大学講師の3名の新進気鋭の陽明学研究者による報告が行われました。
第二部「幕末から近代の陽明学」では、山村奨東京音楽大学講師、松崎哲之常磐大学准教授、永冨青地早稲田大学教授の3名による、陽明学が読書人の漢学的素養から学術的研究対象へと捉えなおされる転換期である幕末から近代という時代に焦点を当てた報告が行われました。
第三部「近代の学術制度と陽明学」では、鈴置拓也氏(二松学舎大学博士後期課程)、今井悠人二松学舎大学陽明学研究センター員、藤井倫明九州大学准教授の3名による、日本における陽明学研究の中心的拠点として位置付けられる二松学舎大学と九州大学の研究蓄積と今後の展望に関する報告が行われました。
総合討論では、井上哲次郎の陽明学理解における西洋哲学の影響など、活発な討論が展開されました。
創立150周年に向け、本学の学術の基盤にある陽明学を検証する上で、大変有意義な機会となりました。
第一部「陽明学研究の現在」では、山路裕氏(二松学舎大学博士後期課程)、原信太郎アレシャンドレ早稲田大学講師、大場一央早稲田大学講師の3名の新進気鋭の陽明学研究者による報告が行われました。
第二部「幕末から近代の陽明学」では、山村奨東京音楽大学講師、松崎哲之常磐大学准教授、永冨青地早稲田大学教授の3名による、陽明学が読書人の漢学的素養から学術的研究対象へと捉えなおされる転換期である幕末から近代という時代に焦点を当てた報告が行われました。
第三部「近代の学術制度と陽明学」では、鈴置拓也氏(二松学舎大学博士後期課程)、今井悠人二松学舎大学陽明学研究センター員、藤井倫明九州大学准教授の3名による、日本における陽明学研究の中心的拠点として位置付けられる二松学舎大学と九州大学の研究蓄積と今後の展望に関する報告が行われました。
総合討論では、井上哲次郎の陽明学理解における西洋哲学の影響など、活発な討論が展開されました。
創立150周年に向け、本学の学術の基盤にある陽明学を検証する上で、大変有意義な機会となりました。
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牧角悦子 東アジア学術総合研究所所長による開会挨拶 -
総合司会の和久希 陽明学研究センター員 -
小島毅 東京大学教授による基調講演 -
第一部司会の中根公雄 陽明学研究センター員 -
山路裕 二松学舎大学大学院生による報告 -
原信太郎アレシャンドレ 早稲田大学講師による報告 -
大場一央 早稲田大学講師による報告 -
山村奨 東京音楽大学講師による報告 -
松崎哲之 常磐大学准教授による報告 -
永冨青地 早稲田大学教授による報告 -
鈴置拓也 二松学舎大学大学院生による報告 -
今井悠人 陽明学研究センター員による報告 -
藤井倫明 九州大学准教授による報告(オンライン) -
総合討論司会の町泉寿郎 二松学舎大学教授 -
和久希 陽明学研究センター員による閉会挨拶 -
記念撮影