ケンブリッジ大学エマニュエルカレッジで本研究所共催の Graduate Summer School を開催しました
2015年8月3日(月)~15日(土)、ケンブリッジ大学エマニュエルカレッジ ハロッズルームにおいて、本研究所とケンブリッジ大学エマニュエルカレッジ共催による第2回 Graduate Summer School を開催しました。本年度のテーマは「江戸の書き言葉」。近世に書かれた版本及び写本を解読し、解釈するための言語的な知識を網羅的に提供することを目的とし、(1)漢文訓読、(2)和文(変体仮名・くずし字)、(3)候文の三部構成で実施しました。
イギリスをはじめ、EU各国・アメリカ・オーストラリア・ロシアなどから18名の若手研究者・大学院生が参加し、江戸時代の書き言葉についての網羅的、総合的な講義・演習を行いました。
世界初の、漢文脈と和文脈を統合した総合的なリテラシー教育の試みが高く評価され、第2回目の本年度は、The Great Britain SASAKAWA FOUNDATION 及び国際交流基金ロンドンからの支援を受けました。