松苓会とは

会長あいさつ 松苓会会長 平野 光治

 二松學舍松苓会(二松學舍大学同窓会、以下松苓会)を代表してご挨拶申し上げます。
 令和5年度より会長に就任いたしました平野光治(ひらのみつはる)と申します。
 松苓会は本年度で創設92年となります。85周年記念誌刊行時に、海外に同窓会が存在することを知り、同窓会の重さと先輩の皆さま方の大学への強い思いを改めて感じました。当時、神奈川県支部に携わっておりましたので、「何としてでも支部の継続を図る」と決意したことを覚えております。
 全国の卒業生の皆さまの母校への思いや会員の皆さまの願いを大切にして、松苓会の目的達成に向けて、新役員の皆様と一丸となって事業を推進して参ります。正会員の他に、準会員・特別会員・学生会員・教職員会員によって組織されるのが松苓会です。会員全員で母校の発展を支援して参りましょう。
 松苓会会長としての責任の重さを想うと、日々不安が増大しております。会員の皆さまのご意見、ご支援、ご協力、ご鞭撻をお願い申し上げます。

二松學舍松苓会の紹介

本学には同窓会組織として「松苓会(しょうれいかい)」(昭和6年設立)があります。
「松苓会」は二松學舍専門学校・大学の卒業生、大学院の修了者を正会員としており、その数は3万名を超えています。

「松苓」とは、創立者中洲三島毅先生の七言絶句「多産茯苓医世弊」の「茯苓(ぶくりょう)」からきています。

「茯苓」とは、和名「まつほど」といい、松の根に寄生するきのこ類(「松脂滴入地、千歳則為茯苓」)で薬用にもなります。本学卒業生は、一世の木鐸(ぼくたく)となり、時弊を医正する人中の茯苓でなければならぬと、当時の二松學舍専門学校校長済斎山田準先生が命名したものであります。

松苓会では、母校への支援・相互の親睦・研究交換・就職相談・教育研修等の活動を続けています。各都道府県に支部が設けられ、会員同士の交流、後輩の指導、就職相談など地域に根ざした活動をしています。

本学学生は、大学入学と同時に入会金を納め、卒業とともに正会員になります。

学生の入会費 5,000円(入学時納入)
会 費 15,000円(入会費と合わせて終身会費。平成11年度入学生より4年次に納入)

松苓会事務局は、東京都千代田区三番町6-16の大学内にあります。