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第1回 体感型推理ゲーム「刑部大輔の事件簿〜5人の探偵〜」を終えて

 2021年1月23日・24日の両日、都市文化デザイン学科の松本健太郎ゼミナールの学生有志が中心となり、体感型推理ゲーム「刑部大輔の事件簿〜5人の探偵〜」が開催されました。本イベントは例年、倉敷市で開催されている「巡・金田一耕助の小径」(https://www.kurashiki-tabi.jp/kindaichi/)の一環として企画されたイベントで、市の観光課の皆さんに全面的なサポートをいただきながら今年度で5年目になります。
参加者は本作のオリジナルキャラクターである探偵・刑部大輔とともに、人物ファイル(※1)や証拠品(※2)を参照しながら、推理シート(※3)を埋めつつ事件の真相を解き明かしていきます。なお、今年度のあらすじは以下の通りです。

年に1度開催されるという「倉敷探偵集会」に訪れた刑部大輔と倉敷を拠点として活動する個性豊かな4人の探偵たち。刑部と腐れ縁のある彼らは、会場では目立つ存在であった。探偵集会で様々なことが話し合われるなか、「倉敷美術品盗難事件」についての報告が行われようとしたそのとき、突如事件が起こる――。刑部大輔の事件簿シリーズ5周年、《時空をこえた倉敷の物語》。

例年であれば、倉敷市へと遠征して対面で行っていた謎解きイベントでしたが、今年度は新型コロナウイルス感染症による影響をうけ、Zoomによる「オンライン形式」で実施されました。参加者の皆さんは、ブレイクアウトルームというグループミーティングルームへと入り、相談しながら問題を解いていきます。各グループにつき1名のスタッフが付き添い、進行の調整やヒントを提示することになります。画面には登場しませんでしたが、じつはそれ以外にもう1人タイムキーパー担当のスタッフが配置されており、筆談やアイコンタクトで、スタッフ同士でコミュニケーションを取ったりもしていました(※4)。なお、配信拠点となる大学では、感染防止策を徹底したうえで、ソーシャルディスタンスを保つため教室をいくつか用意し、メンバーが相互に連携しながら公演を進めました。
オンライン形式ははじめての体験でしたので不安もありましたが、公演後にお願いしたアンケートをみるかぎり、参加者の多くにはご満足いただけたようです。「今後オンラインのイベントがあった場合参加したいですか?」という問いに対し、「参加したい」がなんと100%!アンケートの自由記述欄には「所用で岡山市に時々行きますが、倉敷まで足を伸ばしてみます」といったコメント、あるいは「来年も楽しみにしています」といったコメントも頂きました。
なお、今回のイベントの再演を2021年の春頃、さらに新作公演を秋から冬にかけて予定しております。どちらも詳細はTwitter(リンク)やInstagram(リンク)にて配信予定です。少しでも興味をもたれた方はぜひフォローをお願いします

(報告者・都市文化デザイン学科3年 奈良弥志乃)

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