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教員紹介

西川 雅子 NISHIKAWA –VAN EESTER Masako特別任用教授

専門

英語教授法(TESOL)、日本語教授法(SLA)、通訳・翻訳、異文化コミュニケーション

教員からのメッセージ

英語は世界へと続いている、コミュニケーションの道具です。英語が使えるようになること、それはあなたが世界への扉の鍵を手に入れることです。でも英語が使えるというのはどういうことでしょうか?「読む・書く・話す・聞く」の四技能に加えて、その結果、その場の事情や状況が理解でき、それに英語で対応できること、他者と意思の疎通が図れること、なのだと思います。そのことを忘れないで英語に触れていただきたいと考えています。

私のオススメ

2点あります。まず、ことばを学ぶとき、何か自分の好きなことから入るということ。趣味が読書であれば、好きなジャンル(SF短編小説等々)を英語で読むようにする、海外ドラマが好きなら、吹替えではなく字幕版を観る、など。次に、もう一つ、べつのことばを少しでもいいので学ぶようにすることです。

最近の活動

教育活動:9クラスを担当しています(通年7/半期2)。必修科目の Listening & Speaking/Reading & Writing、Practical English、TOEICクラス等ですが、さらに英語特別プログラム(4年生・選抜制)では日本語をいっさい使わず、講義から演習・ディスカッション・発表・試験・課題論文提出までの一連の学習活動を英語を使って行います。
研究活動:幾つかの言語を使った長年の翻訳・通訳活動から見えてきたこと、「英語が使える日本人の育成をどうするか」について考えています。日本人にとって英語はこれからやはり必要だと思うのです。しかし英語学習の結果日本人としてのアイデンティティを失うようなことがあってはいけないとも思います。また、自身の学習者としての遅いスタートを鑑み(私は大学入学まで特に英語ができるということもなかったのです)、早期教育を受けた者だけが有利なのかどうか - 早期教育が良くないという意味ではありませんが - 大学からでも諦めないで学習することの重要性、その効果的方法について考えています。
通訳・翻訳活動:最近の、ということなので、この一、二年について。通訳としては欧州の十字路と呼ばれるベルギーで、或る国際研究機関で半導体関係の日欧企業間の研修・交渉の通訳を務めました。また、欧州から来日したジャーナリストの通訳を務め日本の「世界最古の宿(ギネスブック認定)」や「室町時代創業の企業」経営トップのインタビューを担当しました(両企画とも日英蘭語)。実務翻訳では、企業間交渉のための文書の準備、国際展示会(ITや医療関連が多い)用のポスター、パンフレット、論文の翻訳などを担当しました。